ALTの先生の授業

今日の2校時は、本校のALTであるクリスティーナ・モンゴメリ先生の授業を参観しました。指導学級は2年C組でした。最初はウォーミングアップのゲームで盛り上がり、授業のねらいである「Dancing is fun.(ダンスをすることはおもしろい)」のような動名詞を使った表現の学習に進んでいきました。最初はパターン練習から入り、中盤は生徒たちの好きな「ゾンビゲーム」で盛り上がりました。このゲームは、グループごとに割り当てられた上記のDancing is fun.のような文章をクラス中に最も広めたグループが勝ちというものです。教室内を歩き、自分とはちがう英文の相手を見つけ、お互いに英文を言った後ジャンケンし、負けたものは相手の英文のグループに入ります。どんどん相手を見つけ、ジャンケンで勝って自分たちの英文グループにできるだけ変えてしまったら勝ちというルールです。生徒たちは、大変盛り上がりながら、楽しんでいました。最終的には、全部の生徒がDancing is fun.のグループになってしまいました。授業のまとめでは、今日習った表現を使って3つの英文を作り、3人のクラスメートにそれを伝え、相手もそう思うのか思わないのかを答えてもらい、そしてサインを書いてもらう活動でした。クリスティーナ先生は、明るく表情豊かで、ゲーム的な要素も入れながら楽しい授業をしていただいています。これからもよろしくお願いします。

教育実習生の授業(道徳編)

今日の1校時、教育実習中の廣部先生の研究授業がありました。教科は道徳で、実習クラスである1年B組で行われました。授業の主題は「友情、信頼」で、教科書の「短文投稿サイトに友達の悪口を書くと」という教材を使って進められました。この教材のあらすじは、「掃除をさぼってナオコから注意を受けたイチロウが、反発してSNSのサイトに悪口を書くという話を聞いた友達のコウタは、その場でやめるように忠告できないでいた。その夜、コウタは書込みが炎上する夢を見て、翌朝に心配してイチロウに電話する」といった概要です。SNS上での誹謗中傷や個人情報の無断掲載等が社会的に問題になっていますが、情報モラルについて考えつつ、友情について考えるよい題材です。

生徒たちは、はじめて教えてもらう先生の授業ということで、最初の導入時は、緊張した様子で、先生の問いかけにも反応があまりなく、意見が出にくい状況でしたが、授業の中盤では、先生とロールプレイング(役割演技)をしたりする中で、緊張感も解け、時折笑いが起こったりするなど、よい雰囲気でした。話を聞く態度もよく、しっかりと考えられていました。授業後の振り返りの場面では、「SNSへの悪口の書き込みをしない」や「友達のために注意すべき時は勇気をもって注意したい」などの感想が見られました。

廣部先生は、次は担当教科の社会科の研究授業を実施する予定です。次回もがんばってください。