期末テスト1日目

今日と明日の2日間、1学期の期末テストです。1校時から4校時までテストということで、学校が静まり返っていました。教室の様子をのぞきに行くと、生徒たちは必死に問題用紙を読み、そして解答用紙に書き込んでいました。定期テストは、学習の習得状況を診るもので、1学期の成績評価の大きなウェートを占めます。3年生は、進路実現に直結するものなので、これまでの頑張りの成果を出し切ってほしいと思います。担任の先生が発行する学級通信などを読むと、生徒たちのテストにかける意気込みが紹介されていたりします。「勉強を〇〇時間頑張った」や「目標点数を取れるように頑張りたいです」などが書かれており、応援したくなります。わからないことをわかるようにするのが勉強です。時間は無限ではありませんが、自分にあった学習法で力をつけてほしいと思います。明日もテストです。疲れもたまっているでしょうが、もうひと踏ん張りです!がんばれ、高月中生!

明日の5校時に、「高月まちなか清掃ウォーキング」を予定していました。これは、部活動単位で校外の通学路の清掃作業を行うものですが、連日猛暑日が続き、明日も予想最高気温36度で「熱中症警戒アラート」が発令される可能性があることや、テスト勉強で寝不足や疲れがたまっていると思われるので、健康・安全を第一に考え、中止にしました。2学期以降、可能であれば実施したいと思います。代替として、学活に切り替え、夏季休業の計画やキュビナの説明を行います。明日の時間割は以下のとおりです。部活動はありません。

1年:①数学②技術・家庭③英語④理科⑤学活

2年:①社会②技術・家庭③理科④数学⑤学活

3年:①数学②社会③理科④音楽・保健体育⑤学活

野菜のその後

近畿地方も梅雨明け宣言が出され、いよいよ本格的な夏がやってきました。思えば、6月中旬の梅雨入り宣言から半月ほどでの梅雨明けで、雨らしい雨がほとんど降ることなく終わりました。今日も朝から「熱中症警戒アラート」が出され、気温がどんどん上昇していきました。体調管理に特に注意が必要な状況です。

さて、3年生の野菜栽培の方ですが、このような雨不足の中では、毎日の水やりが欠かせません。少し気を抜くと、萎れ始めます。というわけで、3年生は、足繁くプランターの野菜の水やりに通っています。以前は、朝だけだったのが、昼休みや放課後の時間にも足を運んでいます。おそらく、プランターは3年生の教室から見える位置にあるので、状態を確認して水やりに行っているようです。残念ながら、すでに萎れてしまった野菜も中にはあるようです。トマトは成長が早く、すでに赤い実の生っている株も見受けられます。植物を育てることは、本当に大変なことだということを生徒たちはこの学習を通して学んでいるようです。

いよいよ明日から期末テストです。これまでの成果を発揮できるよう、がんばってほしいと思います。明日のテストの時間割は、以下のとおりです。

1年:①美術②社会③国語④音楽・保健体育⑤学力補充

2年:①国語②美術③英語④音楽・保健体育⑤学力補充

3年:①英語②国語③美術④技術・家庭⑤学力補充

質問教室

いよいよ明後日から期末テストとなります。今日の放課後、2、3年生は質問教室を行いました。3年生は、教科ごとに分かれて、担当の先生に質問していました。2年生は、学級ごとに分かれて、ワークブックや問題集などに取り組み、わからないところは先生や友達に質問していました。最後の追い込みといった感じで、どの生徒も真剣に頑張っていました。

また、質問教室と並行して、英語科教員による英語検定試験の二次試験を受験する生徒への指導も行いました。二次試験は面接形式となるので、対面式で英語の質問に答えたり、課題の英文を使って音読やQ&Aの練習をしました。こちらも対策をしっかり行って当日臨んでほしいと思います。

民生委員・児童委員学校訪問研修

今日は、高月地区の民生委員児童委員協議会による「学校訪問研修」があり、21名の方に訪問いただきました。9時30分からスタートし、協議会会長と校長の挨拶の後、2校時の授業を参観いただきました。

参観の後、再度集まっていただき、「学校と民生委員児童委員との連携」というテーマで懇談の時間をもちました。懇談では、協議会委員の方は一人一発言という形で、「学校に対する質問」、「授業を参観しての感想」、「協議会委員としての報告」の3つから選んで発言いただきました。いただいた発言の内容は以下のとおりです。

<感想>

・どの学級も静かで落ち着いて授業を受けられていた。

・コミュニケーションがとれており、発言もスムーズであった。

・生徒たちは、iPadを上手に扱って学習していた。情報があふれる時代なので、情報の真偽、善悪等の判断力を身につけてほしい。

・iPadで教材の提示も工夫され、課題意識を喚起するような授業が見られた。最後まで受けたいと感じた。

・トイレがとてもきれいであり、掃除が行き届いている。

・新制服は、スラックスとスカート、ネクタイとリボン、カッターシャツとポロシャツなど選べるところがよい。多様性の時代に合っており、ステレオタイプを打ち破るよい材料だと感じる。

・健康面で、iPadなどの使用により、視力低下が問題になっている。

・先生がマスクをつけて話しているが、後ろの生徒は聞こえているのか。

・気になる点として、猫背の生徒がいる。えんぴつの持ち方がおかしい生徒がいる。

<報告>

・朝の登校時、自転車に乗った中学生が小学生や高齢者に対して止まって道を譲ってあげている。微笑ましい光景で感心する。

・あいさつを気持ちよくしてくれる生徒が多い。地域でも、また卒業後も続けてほしい。

・国道8号線下の地下道を降りて渡る生徒が増えた。

・通学時、東から西向いて自転車で登校している生徒で、歩道から車道に出て走っている場面が見られる。右側通行になり、危険である。

<質問>

・部活動の地域移行は今後どのようになるのか。

・進路情報がたくさん掲示されていたが、全県一区の中で学校としてどのような進路指導を行っているか。

・ヤングケアラーの問題は?

・全国学力学習状況調査結果から見る成果や課題は?

以上のように、大変貴重な意見や感想をいただき、ありがとうございました。夏休みには、生徒会の代表者と民生委員・児童委員の方との交流会を予定しています。今後とも、よろしくお願いします。

Qubena(キュビナ)研修会

今日の放課後に、職員研修会をもちました。内容は、AIドリルのQubena(キュビナ)の活用の仕方についてです。長浜市では、全小中学校対象に、キュビナの実証事業を実施しており、その効果を検証していくことになっています。現在本校は3年生にキュビナを導入していますが、7月~9月の3カ月間、1,2年生も実験的に使うことになり、それに向けた研修会です。キュビナを開発した会社(株式会社コンパス)のスタッフの方が講師となり、オンライン研修の形で行いました。

職員一人ひとりがiPadを準備し、モニター画面での説明を聞きながら、問題の作り方・配信の仕方、生徒の取組状況の確認方法などを学びました。7月から利用可能となりますが、授業等でも徐々に活用していき、夏休みの課題もキュビナを使って出すことを予定しています。キュビナのよいところは、生徒がわからない問題はヒントや説明を見て解くことができること、間違えた問題はAIが記憶していて繰り返し挑戦できること、また、問題を解くにあたって理解すべき問題を事前に解くことができることなどがあります。教員側では、課題の作成が容易であり、また、生徒の取組状況やつまずきの傾向なども瞬時に把握できることから効率よく指導できることなどがあげられます。

本校の今年度の最重要課題として、「学ぶ力の向上」を掲げています。一人ひとりの学びを確かなものとするために、今日の研修で学んだことをもとに、各教科でキュビナを使った課題作成を行い、授業や家庭学習において有効活用を図っていきたいと思います。