環境委員会の恒例 「ほうきのごみ取り」

環境委員会の年間の活動計画に、「ほうきのごみ取り」があります。これは、「本校名物」と言ってもよいかもしれませんが、環境委員が定期的にほうきに付着した綿ぼこりなどをブラシでこすり出して、きれいな状態にしています。前からいた職員にたずねると、この取組は5年以上前から行われているようです。

昨日の放課後、今年度第1回目の「ほうきのごみ取り」を行いました。校長室前のホールに、各クラスの環境委員がほうきを持ち寄り、専用のブラシで綿ぼこりなどを新聞紙の上に掻き出していました。見てみると、新聞紙の上には結構な量の綿ぼこりが落ちていて、これだけのものがほうきについていたのかと少し驚きました。作業後は、きれいになったほうきが並べられ、見る側も何か気分がよくなりました。こうした用具の手入れをすることは、いろいろな意味で教育的価値があると考えます。もちろん、ほこりがなくなることで掃除がしやすくなるのですが、もう一つは「道具や物を大切にする」意識や習慣が身につきます。お金を払えば何でも手に入る時代ですが、そんな時だからこそ、道具や物を大切にすることを学ぶことに意味があると思います。スポーツ選手も職人さんもプロの方は用具や道具を本当に大切にされます。大切にするからこそ、よい仕事、パフォーマンスが生まれると思います。これからも、こうした取組は大切にしていきたいと思います。

 

歯科健診

今日と6月6日(月)の2回に分け、全校生徒対象の歯科健診があります。今日は、3年生全学級と2年A,B組が2,3校時の時間帯に健診を受けました。名簿の順番に保健室に入り、学校歯科医の先生に診ていただきました。健診の結果は後日お知らせすることになりますが、治療が必要な場合は、歯科医に行って治してもらいます。歯は一生使うものなので、毎日しっかりと歯磨きをして、虫歯予防に努めたいものです。

中間テスト

今日は、1学期中間テストを実施しました。試験教科は国社数理英の5教科ということで、1校時から5校時まで連続で行いました。試験中の様子を見に行くと、生徒たちは真剣な表情でテスト問題に取り組んでいました。1年生は、はじめての定期テストということもあって、少し緊張した様子でしたが、どうだったでしょうか?テスト勉強の成果が発揮できたでしょうか?中間テストは今日で終わりですが、テストはゴールではなく、学びはこれからもずっと続いていきます。来週、テストが返されたら、点数の良しあしにかかわらず、わからなかったところや間違えたところを大事にしてほしいと思います。復習したりやり直しをしたりして、できるようにしておくことが大切です。テスト範囲内の学習内容を「クリア」しておかないと、次もつまづいてしまいます。「積み重ね」が大事ということですね。特に、1年生の内容は2,3年生で学ぶ内容の基礎となる部分なので、先送りせずに理解しておくことが後々大切になってきます。面倒くさがらず、わからないところは、先生や友達に尋ねるなどして必ずマスターしておきましょう。それがサクセスロードです!!

明日から部活動が再開されます。これからは、梅雨の時期を迎え、蒸し暑くなり、熱中症が心配されます。コロナ対策との両立を心がけ、生活のリズムをしっかり整えて、健康管理に努めてほしいと思います。

質問教室

いよいよ明日、中間テストを迎えます。朝の登校時に、何人かの生徒にテスト勉強について話をしました。1学期の中間テストは、5教科を1日で実施します(2学期は2日間)。1日5教科は大変かなと思い、「2日間に分けた方が勉強ができてよいか?」とたずねてみると、分けた方がよいという意見と分けない方がよいという意見に分かれました。分けない方がよいと答えた生徒に理由を尋ねると、「テストは2日間もかなんので、1日で終わらせたい」とのことでした。「なるほど、そういう考え方もあるのか」と納得しました。

さて、今日はテスト前週間の最終日ということで、全学年が放課後、質問教室を実施しました。ワークブックなどの問題を解いたり、先生や友達に教えてもらったりしながら、それぞれに学習を進めていました。3年生では、iPadをつかって以前紹介した電子学習教材のQubena(キュビナ)の理科の問題を解いていました。2年生のクラスでは、「テスト直前!!テスト問題予想ダービー!!」なるものを黒板に掲示していました。これは、各班ごとにそれぞれの教科でどんな問題が出そうかを予想するものです。授業での先生の話や学習内容をもとに、予想する力も大切です。授業中の先生の説明や話し方などを分析すると、意外と出そうな問題が予測できたりします。どの班が最も多く予想できたか、結果が楽しみです。

明日までの時間は限られていますが、時間を有効に使って、1問でも多く問題が解けるようにがんばってほしいと思います。

校内研究会

今日も朝からよい天気で、日中は長そでのシャツが汗ばむような状態でした。テスト期間中ということで、授業においてもテスト範囲の学習事項の復習やテスト対策的な内容を扱っているところが見られました。

さて、今日は水曜日ということで、放課後は一斉下校とし、今年度第1回目の校内研究会を実施しました。校内研究というのは、それぞれの学校が自校の重点課題を設け、その改善のために研究実践を行っていくものです。多くの学校で「授業改善」をテーマにした取組がなされています。本校においても、生徒たちの学ぶ力の向上に向けた授業研究をあげており、研究主題を「生徒がいきいきと学習に取り組む授業づくり ~読み解く力の視点を踏まえた実践とiPadの効果的な活用~」としました。研究を進めるにあたっては、「授業づくり部会」と「家庭学習部会」の2部会に分かれて取り組んでいきます。「授業づくり部会」では、すべての教員が生徒たちがいきいきと意欲的に学習に取り組めるような授業づくりに向け、iPadを効果的に活用したり、学びあい学習を取り入れたりし、その成果と課題を明らかにしようと考えています。「家庭学習部会」では、家庭学習の手引き(高月中家庭学習スタンダード)をもとに、授業で習ったことを家庭で復習したり練習したりすることで理解を深めたり、授業で習ったことをもとに課題に取り組み、次の授業で交流したりすることで、充実を図りたいと考えています。校内研究の進捗状況は、今後本HPでも紹介していく予定です。今日の校内研究では、先生方から取組の方向性ややり方について活発に意見交換ができ、大変有意義なものになりました。実りの多い研究となることを期待したいと思います。