地域探訪新聞コンクール

1年生では、総合的な学習の時間にふるさと学習「地域探訪学習」を行い、この度学習の成果を壁新聞にまとめ、コンクールを行っています。この地域探訪学習は、10 月27日(水)の午後、町内の歴史や文化、産業などに関するテーマで地域から3名の講師を招いて、学習しました。テーマは、①国宝十一面観音像について、②雨森芳洲先生について、③ヤンマーディーゼル創業者の山岡孫吉翁についてです。(詳細は10月27日付の本校HPをご覧ください)学習したことをもとに、グループごとに模造紙大の壁新聞を作成し、現在教室前の廊下に掲示しています。コンクールの審査は、本校の教職員27名が対象となっています。審査項目は、

①レイアウトが工夫されていて、全体的に見やすい。

②読み手に伝わる文章で構成されていて、読みやすい。

③新聞の記事の内容が、テーマに迫り、詳しく書かれている。

④写真や字体をレタリングする、色ペンを使うなど工夫されている。

の4つです。今日、私も審査のため見に行きましたが、どの新聞もクイズを入れたり年表でわかりやすくまとめたりと読み応えのあるものばかりでした。審査項目は各5点、合計20点満点で評価しますが、点数化するのは、なかなか難しく結構時間がかかってしまいました。結果がどうなるか今から楽しみです。

 

ステップアップセミナー

11月27日(土)に第1回のステップアップセミナー(土曜学習会)を開催しました。このセミナーは、本校の学校運営協議会主催で3年生を対象とし、希望進路の実現に向けて、学力向上を図ることを目的として実施しています。本校では、過去数年間行ってきましたが、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、実施できませんでした。今年度も、第5波の影響で緊急事態宣言が発令され、中止も考えていましたが、現在感染状況が落ち着いていることから、急遽実施をすることにしました。

指導者は学校運営協議会委員や地域のボランティア(退職教員、卒業生等)および本校教職員有志です。取組内容としては、「チャレンジコース」と「受験対策集中講座」に分かれています。「チャレンジコース」は学校側で用意した数学と英語の課題に取り組みます。「受験対策集中講座」は各自が受験に向けての問題集等を持参して取り組みます。今年度、iPadが配備され、市の教育委員会から3年生対象に、電子学習ドリル「Qubena(キュビナ)」を導入していただいていますので、「チャレンジコース」ではそれを使いました。このQubenaは、小学校から中学校までの学習内容が含まれており、わからないところはさかのぼって学習できます。また、生徒本人の習得状況やつまづきの傾向をAIが学習し、それをもとに問題を出す機能もあるようです。つまり、個人の習得状況に合わせた学習が可能という優れものです。

今回は、第1回目ということで参加した生徒は少なかったのですが、9時から11時頃までみっちり学習に取り組みました。終了後、生徒に感想をたずねたところ、「ていねいに教えてくれやーたので、よくわかりました」「つかれました」などの声が返ってきました。疲れたのは勉強をがんばった証です。有意義な時間になったことと思います。残り5回(12/4,12/18,1/15,1/29,2/12)を予定しています。都合がつく生徒は、この機会を無駄にすることなくどんどん参加してほしいと思います。

 

また、今回は6名(高校生2名含む)の方に地域ボランティアとしてご支援いただきました。完全に無償のボランティアで、貴重な休みの日にもかかわらず本校の受験生のためにと足を運んでいただいたことに対して、本当にありがたく思います。そうした人々の思いに応えるためにも、生徒たちには受験勉強をがんばり、希望進路の実現を果たしてほしいと思います。

<お知らせとお願い>地域在住の方でこの「ステップアップセミナー」に地域ボランティアとしてご協力いただける方は、本校(℡:85-2020)までご連絡をお願いします。

学ぶ力向上訪問

今日の午後は、「学ぶ力向上にかかる学校訪問」があり、県と市の教育委員会から2名の先生に来校いただきました。この訪問は、県教育委員会の事業で各学校における生徒たちの学ぶ力の向上を目的として行われるもので、本校は今年度2回の訪問があります。今回はその2回目で、1回目は6月23日(木)に実施しています。5校時は3年C組の国語の指定授業の参観で、訪問いただいた先生と本校の全職員が参観しました。本時の単元名は、「情報を読み取って文章を書こう『グラフをもとに小論文を書く』」で、具体的な情報をもとに、自分の考えをまとめ、論理の展開を考えて説得力のある小論文を書くことができることをねらいとしています。これは、全国学力学習状況調査結果から、本校生徒の課題として特に「書くこと(文章作成力)」や「論理的に説明する力」が明らかとなっていることを受け、その強化を図ることも意図しています。実際の授業では、「新型コロナウイルスの国内感染者の推移」を表すグラフをもとに、特徴を読み取り、考察したことをシンキングツールにまとめ、整理したり、仲間と交流しあったりしながら、考えを深めていきました。シンキングツールは読み取った情報を考察し、自分の主張を構築していくのにとても有効です。論理的な思考力が身につき、正しく本校の課題に合ったものだと言えます。授業では各自がiPadのロイロノートを活用して学習を進めていきました。授業後の振り返りの場もしっかりととり、ねらいが焦点化されたよい授業だったと思います。生徒たちも真剣に学習に取り組んでいました。

放課後には、全職員参加のもと、授業研究会を実施しました。グループ協議で授業の振り返りと成果・課題の共有を行いました。各グループの発表後は、県市教育委員会の先生から指導助言をいただきました。「読み解く力の視点を踏まえた主体的・対話的で深い学びにつながる授業づくり」をテーマに以下のようなお話をいただきました。

・全体的に落ち着きがあって、あたたかい雰囲気の中で生徒たちがしっかりと学習に取り組んでいたこと

・目的意識(何のために)や学習のゴール(何ができるようになったらいいのか)を明確にし、子どもたちが主語(主体)になる授業にすること

・iPadがあることでできるようになったことは何かを考えた授業づくりをすること

・小中9年間の学びの流れを捉えた授業づくりを行うこと

・家庭学習と授業をリンクさせて、スパイラルに学習を進めること

・iPadと従来のノート学習のバランスを考えた指導を行うこと

具体的でわかりやすい指導をいただき、うなずきながら聞いている先生もたくさんいました。期末テスト終了翌日の忙しい時期でしたが、このような研修の場を持つことができて本当に良かったと思います。今後もより良い授業を目指して、職員一同力を合わせて、がんばっていきたいと思います。今日は、ありがとうございました!

 

期末テスト2日目

今日は、昨日に比べて気温も穏やかで、過ごしやすい一日でした。期末テスト2日目ということで、朝の様子を観ていると勉強疲れか、挨拶の声も少し元気がないように感じました。今日のテストは、5教科6科目で1校時から5校時まで行いました。途中4時間目に、各クラスの様子を見て回りました。1年は理科、2年は英語、3年は数学のテストでした。皆問題に集中して解いていました。また、教科によっては課題の提出日となっていました。あちこちでワークブックやファイルなどが高く積まれていました。

この2日間のテストとそれまでの勉強でかなり疲れがたまっていることと思います。今日は部活動もありませんので、家に帰ってゆっくりと休養をとってください。高月中生の皆さん、お疲れさまでした!

期末テスト1日目

めっきり寒くなりました。冬型の気圧配置が強まり、師走並みの寒さが到来しているようです。今朝の朝刊を読むと、昨日23日は、伊吹山に初冠雪が観測されたとのことでいよいよ冬のシーズン到来といった感じです。長期予報によると、この冬はラニーニャ現象の影響で例年より寒くなるとのことです。最近はガソリンや灯油代が高騰しており、今から心配しています。

さて、今日と明日の2日間は、2学期の期末テストです。初日の今日は、各学年とも4教科の試験を受けました。おそらくこれが、今年の最後のテストになります。わからない問題があっても最後まであきらめず全力を出し切ってほしいと思います。そして、今年1年を良い形で締めくくってほしいと思います。

1校時のテストの様子を紹介します。1年は美術、2年は数学、3年は社会でした。皆それぞれにがんばっていました。

明日2日目は、5教科6科目(技術と家庭で2科目と計算)となります。今日1日は家に帰ってもテレビやゲーム、スマホは我慢して、勉強に集中してほしいと思います。