新制服

令和4年度入学の1年生より、ブレザータイプの新しい制服を導入しました。LGBTQ等性的マイノリティーへの人権面や冬場の健康管理面に配慮し、すべての生徒が健康で安心して生活できることを目的として、本校ならびに学区内4小学校のPTA会長・副会長で構成される「制服検討会議」を中心に、児童生徒・保護者へのアンケートや投票の結果、職員会議や生徒指導委員会等での協議、学校運営協議会からの意見、本校生徒会役員の意見等をもとに選定しました。導入した制服は以下の通りです。

ブレザーについては、いわゆる「ニットブレザー」と言われるもので、素材がキュプラ20%、ポリエステル80%で伸縮性に優れ、縦横のストレッチが利いているので堅苦しくなく、とても着やすいものとなっています。速乾性があり、洗濯が簡単にできます。また、スラックス・スカートについては、グレーの生地にチェックが入っているデザインとなります。素材は、ウール30%、ポリエステル70%となっています。下は、コーディネートの一例です。

ネクタイ・リボンについては、個人の判断による選択制になります。水色の生地にストライプが入っているタイプでとてもさわやかなイメージです。着脱も簡単で下の画像のとおり、ワンタッチで着脱ができます。ネクタイについては、長いものと短いものの2種類から選択できます。

ボタンについては、ご覧のようにブレザーと同色のネイビーを基調としたもので、高月中学校のローマ字のロゴが入り、中央部分にイニシャルのTがデザインされています。下右の写真のように、ブレザーの両サイドにボタンの留め穴がついていて、左右付け替え自由です。

名札については、ポケット内にあるループ型のものに名札(夏用)のピンを通すことで、着用できるようになっています。これのよいところは、個人情報の保護の観点から、時と場合に応じて胸ポケットに名札を隠すことができるところです。また、冬用名札を購入する必要がなくなる、糸で縫い付ける必要がないため、生地が傷まないなどの利点もあります。

中着については、学校指定のセーターとベストを作りました。紺色のVネックで左胸にボタンと同じTのイニシャルがシルバー色でデザインされます。なお、保護者の負担軽減のため、準指定服として、市販のものも可としています。ただし、指定服と同様、紺色無地のVネックセーターかベストとなります。

令和4年度、5年度の1年生は、現行の詰襟学生服、セーラー服との選択制とし、令和6年度からは、ブレザータイプの新制服に統一となります。