ALTの掲示板

以前にも紹介しましたが、本校のALT(アシスタント・ラングエッジ・ティーチャー)のクリス先生は月ごとにテーマを決めて掲示物を作って、掲示していただいています。今回のテーマは、新年に関するテーマでした。英語で1月はJanuaryですが、この語源はローマ時代のヤヌス(Janus)という神に由来していることや、カナダで冬のこの時期に行われるPolar Bear Plunge(北極熊の飛び込み)についての紹介文などが掲示されていました。このPolar Bear Plungeは、寒いこの時期にあえて冷たい湖などに飛び込むもので、日本でいう「寒中水泳」みたいなものかもしれません。ただ、この目的は慈善活動で、募金を集めて、経済的に困っている人たちへの寄付を行うようです。また、豆知識として、英語のBless youの使い方についての説明もありました。英語圏では、相手がくしゃみをしたときにこの「Bless you」と応じるのが礼儀だそうです。このBless youというのは、God bless you.(神のご加護を)が略されたもので、古来よりくしゃみは、体の中の悪い魂を追い出すものとされ、 相手を気遣っての言葉とされていたようです。今では、その宗教的な意味合いは薄れましたが、くしゃみをした相手にその言葉をかけないと逆に失礼にあたるようです。日本で言えば、くしゃみをした相手にかける「お大事に」と同じような意味合いかもしれません。

また、おなじみのイラストコーナーでは、兎年だけに、テーマはウサギでした。すでに多くの生徒たちがオリジナルのウサギを描きこんでいました。中には、ウサギとはもはや別の生き物のイラストも入っていたりしてにぎやかでした。休み時間などに生徒たちは足を止めてイラストコーナーの絵を見ながら、談笑していました。

重奏コンテスト滋賀県大会

1月28日(土)、ひこねし文化プラザにおいて、第18回中部日本個人・重奏コンテスト滋賀県大会が開催され、本校吹奏楽部も出場しました。このコンテストは、中部日本吹奏楽連盟滋賀県支部と中日新聞社が主催となり行っているもので、中学校では重奏コンテストということで、管楽器や打楽器、金管や木管などの楽器を2人から8人くらいで演奏するもので、本校は管打6重奏として出場しました。すなわち、管楽器と打楽器の組み合わせを6人の生徒が演奏するものでした。演奏した曲目は、山下祐香作曲の「春の扉」でした。わずか1曲だけの演奏で、時間にして数分の短い発表です。1曲の短い時間のために、何時間も前に学校を出発し、音合わせなどの用意をして臨みます。吹奏楽をはじめとする音楽の世界の奥の深さをしみじみと感じます。また、毎回のことながら、こうしたコンクールやコンテストは、会場内での写真やビデオ撮影が禁止されており、演奏の様子をお見せできないのは残念ですが、6人が日ごろの演奏の結果を発揮して、すばらしい演奏を披露してくれました。結果は残念ながら銅賞でしたが、多くの観客の中、貴重な経験ができたのではないかと思います。今後の練習において、この経験が生きることを願っています。出場した6名の皆さん、お疲れさまでした。またこの6名をサポート、応援にきてくれた吹奏楽部の仲間たちもお疲れさまでした。

3年実力テスト

今日も朝から粉雪交じりの寒い日でした。3年生はいよいよ入試本番を迎えており、県立高校や私立高校の推薦入試の面接練習も連日行われています。昨日も校長面接で5人の生徒が練習を受けました。来週には私立高校、再来週には県立高校の特色、推薦等の入試が控えており、忙しくなってきています。

そんな中ですが、3年生は本日、入試直前のリハーサルの意味も込めて、実力テストを行いました。1校時から5校時までテストを行い、6校時に自己採点の時間を設けました。通常が教員による採点ですが、今回については入試も迫ってきているため、自己採点にしました。生徒たちは、一問一問解答を確認しながら、がんばって採点していました。入試まで時間は少なくなってきましたが、一つでも多くのことを覚え、一問で問題が解けるように努力し、当日を迎えたいものです。ゴールも見えてきました。最後までがんばれ、3年生!

2年生保護者説明会

今日の5,6校時に体育館において「2年生保護者説明会」を開催しました。平日の午後で大変寒い中をたくさんの保護者に集まっていただき、生徒たちとともに参加していただきました。

一昨日からの寒波で体育館の中はとても寒く、いつものようにジェットヒーターをフル稼働させるとともに、防寒具等を着こんで臨んでいただきました。

まず、開会にあたり、私からの挨拶では、進路選択・実現に向け、「なりたい自分になる」「絶対できると自分を信じる」の2点についてお話しました。自分の将来について具体的な目標をもつこと、そして長丁場となる今後一年間ですので、自分を信じて前向きに努力することをお願いしました。

その後、学年主任から現在の学年の現状と入試制度や今後の進路に関する予定など主に進路に関わることについての説明があり、その後学年の担当から受検に向けて取り組む3年間総復習のための教材(ま☆ナビ)の説明、最後に今年6月に実施する沖縄への修学旅行についての説明をしました。1時間を超える説明会となりましたが、保護者や生徒の皆さんは最後まで聞いていただきありがとうございました!

 

 

学校保健委員会

今日の放課後、学校保健委員会を開催しました。通常、学校保健委員会は、学校の養護教諭の先生を中心に、学校が主催して行うものですが、本校では従来より、生徒会の保健委員会の生徒たちが中心となって企画、運営をしてもらっています。新しい生徒会になって間もない中、保健委員会にとっては初めての大きな行事となります。参加者は、正副保健委員長と全クラスの保健委員、生徒会の本部役員、PTAの役員の方、そして養護教諭と保健委員会顧問、管理職といったところですが、専門家の先生として、学校医と薬剤師の先生にも来ていただき、いろいろな指導助言をいただきました。

まず、学校医の雨森先生から、感染症についてのお話をいただき、その後、養護教諭の先生からの2学期に実施した感染症アンケートの結果の報告を受けて、学校薬剤師の横関先生から科学的データをもとに感染症予防についての助言をいただきました。その後、各学年ごとにグループを作り、換気やハンカチチェックの現状分析と改善点などを話し合い、全体の場で発表しました。1時間ほどの委員会でしたが、とてもしっかりとした態度で話を聞き、そして話し合いができました。

PTA副会長さんのお話の後、最後に私からお話させていただく機会を得、主に三つのことについてお願いしました。一つ目は、憶測や流言に惑わされず、感染予防について正しく知ること、二つ目は、今後マスク着用が緩和される中でTPOに応じた適切な行動がとれるようにすること、そして三つ目は、高月中学校の生徒たちの命・健康・安全を守るため、保健委員会や生徒会が本気になって取り組んでほしいことです。今日は大変有意義な学校保健委員会をもつことができました。本日お世話になった雨森先生、横関先生、そしてPTA役員の皆さん、ありがとうございました!そして、生徒の皆さん、お疲れさまでした!