ALTの掲示板

以前にも紹介しましたが、本校のALT(アシスタント・ラングエッジ・ティーチャー)のクリス先生は月ごとにテーマを決めて掲示物を作って、掲示していただいています。今回のテーマは、新年に関するテーマでした。英語で1月はJanuaryですが、この語源はローマ時代のヤヌス(Janus)という神に由来していることや、カナダで冬のこの時期に行われるPolar Bear Plunge(北極熊の飛び込み)についての紹介文などが掲示されていました。このPolar Bear Plungeは、寒いこの時期にあえて冷たい湖などに飛び込むもので、日本でいう「寒中水泳」みたいなものかもしれません。ただ、この目的は慈善活動で、募金を集めて、経済的に困っている人たちへの寄付を行うようです。また、豆知識として、英語のBless youの使い方についての説明もありました。英語圏では、相手がくしゃみをしたときにこの「Bless you」と応じるのが礼儀だそうです。このBless youというのは、God bless you.(神のご加護を)が略されたもので、古来よりくしゃみは、体の中の悪い魂を追い出すものとされ、 相手を気遣っての言葉とされていたようです。今では、その宗教的な意味合いは薄れましたが、くしゃみをした相手にその言葉をかけないと逆に失礼にあたるようです。日本で言えば、くしゃみをした相手にかける「お大事に」と同じような意味合いかもしれません。

また、おなじみのイラストコーナーでは、兎年だけに、テーマはウサギでした。すでに多くの生徒たちがオリジナルのウサギを描きこんでいました。中には、ウサギとはもはや別の生き物のイラストも入っていたりしてにぎやかでした。休み時間などに生徒たちは足を止めてイラストコーナーの絵を見ながら、談笑していました。