3年生愛校作業

今日は、県立高校の一般入試です。本校の3年部の職員は、朝から受検する高校に出向き、出席確認を行いました。全生徒が無事に校舎に入ったとの連絡を受け、一安心です。5教科の試験なので一日がかりですが、全力を出し切ってがんばってほしいと思います。

さて、今日受検しない生徒は、学校に来て2時間ほど愛校作業をしてくれました。校舎周りや下駄箱の掃除、廊下のぞうきんがけ、教室のワックスがけなど、仕事を分担して取り組んでくれました。3年間お世話になった校舎への恩返しの意味を込めて、がんばって取り組んでくれました。校舎周りの掃除では、外壁や渡り廊下の天井についたごみなどをほうきを使って取り除いてくれました。「先生、これ何ですか。」と壁に付着している繭の塊みたいなものを指してたずねてきたので、「蛾の巣とちがうかな」と答えると、「気持ち悪い」とかいいながらも、がんばってきれいにしてくれていました。下駄箱そうじでは、本校は靴置き用のトレーを使っているので、トレーの中の砂などを出してくれました。廊下の雑巾がけは、主に男子の仕事になっていました。中央廊下の長さ30mくらいの直線をダッシュさながら、雑巾がけをしてくれていました。入れ替わりながら、何回も雑巾がけをしたので、「あ~えらい~」などとつぶやきながらがんばってくれました。教室のワックス掛けでは、ワックス用の塗料を床にまいて、雑巾モップでのばしていました。付着している汚れは、サンドペーパ―を使って取ってくれました。やはり、ワックスをかけると光沢が出て、蘇ります。愛校作業してくれた3年生の皆さん、ありがとうございました!

卒業式まであと4日です。教科の授業は昨日で終了していますので、明日からは卒業式の練習や同窓会の入会式、体育委員会主催の球技大会などを行います。3年生に、「中学校の3年間はどうやった?」とたずねると、皆口々に「早かった」「小学校は長かったけど、中学校はあっという間でした」などの答えが返ってきました。あっという間の3年間でしたが、この3年間で心も体も本当に大きく成長しました。このことは、ご家族の方が一番感じておられることと思います。立派に成長した姿に喜びをかみしめつつ、立派な卒業式を迎えたいと思います。