生徒会役員認証式

今日の昼休みの時間を使って、過日選出、信任された次期生徒会の会長、副会長および書記長の認証式を校長室にて行いました。副会長一人はあいにく欠席でしたので、後日となりましたが、残る3名に私の方から認証書を手渡しました。認証書には、「高月中学校第75代生徒会」と記載されています。認証書の手交後に、そのことに触れながら以下の点について話をしました。

◆みんなに信任されてリーダーになったのだから、責任が伴うが、それだけみんなが期待していること

◆75代目ということは、過去74代まで多くの高月中学校生徒会を担ってきた先輩たちがいて、これまで高月中学校の伝統を築いてこられたこと、その伝統を今後継承しさらに発展させていってほしいこと

◆選挙公約の中で「一人ひとりが過ごしやすい学校、明るい学校、地域と関わり、地域を大切にする学校」を挙げ、その実現に向けて「皆さん一人ひとりの意見を取り入れたり、あいさつに力をいれたい」と書いてくれており、どれだけ情報化社会が進展しても「人と人とのつながり」が大切であり、生徒会活動でもそのことを実践してほしいこと

◆せっかく生徒会のリーダーになったのだから、前例踏襲で終わることなく何か一つでも改革や新しいことにチャレンジしてほしいこと、そのためには仲間や先生と十分相談してほしいこと

 

授業参観・進路説明会・研修会

11月13日(土)午後に授業参観・進路説明会およびPTA研修会を実施しました。5校時に1,2年生は学級担任による道徳の授業を参観していただき、3年生は体育館において親子進路説明会を行いました。授業参観は、5月15日(土)のPTA総会の時に実施する予定でしたが、コロナのため中止となっていましたので、今回が初めての参観となりました。保護者の方に、限られた時間でしたが、普段の授業の様子を観ていただくことができたのではないかと思います。3年生の進路説明会では、入試制度や事務手続きなどについて説明をさせていただきました。いよいよ進路決定・実現も大詰めを迎えます。この説明会や先日の三者懇談会での話をもとに、ご家庭で十分話し合っていただき、目指すべき進路、自分の未来を切り拓く進路先を選び、その実現に向け頑張ってほしいと思います。

6校時は、PTA研修会でした。当初の計画では、ビデオ視聴としていましたが、録画データの不具合のため、生の講演の形に切り替えて実施しました。生徒は体育館にて直接講演を聞き、保護者の方はとなりの武道場でライブ配信をスクリーンにて視聴する形をとりました。講師は、2020年東京パラリンピック、シッティングバレーボール日本代表で長浜市在住の田中浩二さんです。高校時代は全国高等学校バレーボール選抜優勝大会にも出場した経験もある選手でしたが、今から23年前、31歳の時に交通事故で左足ひざ下を切断されました。絶望と失意の中、シッティングバレーボールに出会ったことで、新たな人生を歩み始め、困難を乗り越え日本代表としてパラリンピックに出場されました。2,000年のシドニーパラリンピックを皮切りに、今回の東京で4度目の出場となりました。目指すべき目標をもつことで、それが努力のエネルギーとなり困難に打ち勝っていけることなど、わかりやすくお話しいただきました。また、講演の途中で生徒有志をステージに上げ、シッティングバレーボールをともに体験させていただきました。生徒たちは、今回の講演で様々なことを学んだと思います。今後の生活や生き方の中で、生かしていってほしいと思います。田中浩二選手には、当初の録画と当日の講演の2度にわたって、来ていただきました。こちらの手違いでデータに不具合が生じたにもかかわらず、快く当日の講演を引き受けていただきました。様々な困難を乗り越え、また世界の舞台を体験された方だけに、人間としての度量の大きさを感じました。今回、このような機会をもたせていただいたことに心から感謝したいと思います。ありがとうございました!!また、土曜日はお忙しい中、多数の保護者の方にご来校いただきました。本当にありがとうございました!!

 

生徒会役員選挙・・・次期生徒会リーダー決まる!

今日の6校時に、次期生徒会のリーダーを選ぶ役員選挙を実施しました。立会演説会は、放送室からカメラで撮影し、各教室のモニターで視聴する「リモート演説会」の形で行いました。今回は、生徒会長に1名、2年副生徒会長に2名、1年副生徒会長に3名、書記長1名が立候補しています。生徒会長と書記長は各1名のため信任投票、副生徒会長は複数候補なので選挙となりました。各候補者の公約や抱負を視聴した後、教室で投票用紙に自分がふさわしいと思う候補者を選び、投票しました。放課後は、選挙管理委員会を開き、開票作業を行いました。当選者の発表は、明日13日の朝に、選挙管理委員長から放送で伝えられます。選ばれた人も残念ながら選ばれなかった人も、選挙が終われば高月中学校の仲間として、次期生徒会の事業や行事がより一層充実したものになるよう、協力していってほしいと思います。

新制服(ブレザータイプ)が決まりました!

令和4年度の制服選択制に向けて導入を進めてきたブレザータイプの新しい制服がこの度決定しました。この新制服導入は、LGBTQ等マイノリティーの方への人権面や冬場の健康管理面に配慮し、すべての生徒が健康で安心して生活できることを目的として、検討を重ねてきました。これまで、本校ならびに学区内4小学校のPTA会長・副会長で構成される「制服検討会議」を中心に、児童生徒・保護者の皆さんからいただいたアンケートや投票結果、校内職員会議等での協議、学校運営協議会委員からのご意見、本校生徒会役員の意見等をもとに、選定を進めてきました。アンケートや投票では、実に様々なご意見をいただきました。特に、制服の展示会を受けて提出いただいた投票では、小中併せて314票もいただきました。この結果(※別紙資料を参照)をもとに、10月19日(火)に行いました第3回制服検討会議で検討し、最終的に制服を選定する運びとなりました(※別紙資料参照)。これまで、ご協力いただいた多くの方々に改めてお礼を申しあげたいと思います。本当にありがとうございました!

決定した制服は以下の通りです。

ブレザーについては、いわゆる「ニットブレザー」と言われるもので、素材がキュプラ20%、ポリエステル80%で伸縮性に優れ、縦横のストレッチが利いているので堅苦しくなく、とても着やすいものとなっています。速乾性があり、洗濯が簡単にできます。また、スラックス・スカートについては、グレーの生地にチェックが入っているデザインとなります。素材は、ウール30%、ポリエステル70%となっています。下は、コーディネートの一例です。

ネクタイ・リボンについては、以下のものとなります。水色の生地にストライプが入っているタイプでとてもさわやかなイメージです。着脱も簡単で下の画像のとおり、ワンタッチで着脱ができます。ネクタイについては、長いものと短いものの2種類から選択できます。

ボタンについては、ご覧のようにブレザーと同色のネイビーを基調としたもので、高月中学校のローマ字のロゴが入り、中央部分にイニシャルのTがデザインされています。下右の写真のように、ブレザーの両サイドにボタンの留め穴がついていて、左右付け替え自由です。ワッペンについては、検討の結果、名札と重なることや価格を抑える意味で取りやめることにしました。

名札については、ポケット内にあるループ型のものに名札(夏用)のピンを通すことで、着用できるようになっています。これのよいところは、個人情報の保護の観点から、時と場合に応じて胸ポケットに名札を隠すことができるところです。また、冬用名札を購入する必要がなくなる、糸で縫い付ける必要がないため、生地が傷まないなどの利点もあります。

中着については、学校指定のセーターとベストを作ることになりました。画像はありませんが、ともに紺色のVネックで左胸にボタンと同じTのイニシャルがシルバー色でデザインされます。なお、保護者の負担軽減のため、準指定服として、市販のものも可とします。ただし、指定服と同様、紺色無地のVネックセーターかベストとなります。

来年度、再来年度は、現行の詰襟学生服、セーラー服との選択制となります。先に行ったアンケートでは、5,6年生の約8割がブレザータイプ、残り2割が現行の制服を選んでいます。価格面では、制服検討会議で業者を交えて協議・交渉し、参考価格よりも安く販売していただくこととなりました。それでも、スラックス・スカートがチェック柄で、現在のものと比較するとどうしても価格が上がることと、ネクタイ・リボンをつけるため、現行より若干高くなります。しかしながら、男女兼用のブレザーになることで兄弟姉妹間で着回しができるなどの利点もあり、若干の値上がりはやむを得ないとの結論をいただきました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

このように、様々なご意見をいただきながら、各方面で協議を重ね、ようやく制服を決定することができました。その分、高月中学校の未来を飾る、さわやかですばらしい制服を選ぶことができたと感じています。

この新制服は、11月13日(土)に行う本校の授業参観、進路説明会、PTA研修会の時に本校玄関ホールに展示させていただくほか、11月22日(月)の新入生保護者説明会において展示・説明させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

制服検討会議報告資料

制服選定にかかる経過報告

投票結果集計

紅葉の季節

気が付けば、11月も中旬に差し掛かりました。昨日は、強い北風の一日でとても寒くなりましたが、今日の午前中は透き通るような青空が広がり、日差しもあたたかく感じました。校舎の窓から校庭を眺めると、すっかり紅葉した樹木があちこちに見られ、思わず外に出て写真を撮ってしまいました。10月から11月にかけて、何かと行事や出張が立て込んでおり、そうした変化に気づくことができませんでしたが、季節は秋から冬にかけて着実に時を進めていることを感じました。1年の中でも紅葉の季節の色鮮やかさは、本当に美しいものですが、これも束の間ものですぐに葉も落ちてしまうことでしょう。そんなことを考えながら、シャッターを押していました。