新制服(ブレザータイプ)が決まりました!

令和4年度の制服選択制に向けて導入を進めてきたブレザータイプの新しい制服がこの度決定しました。この新制服導入は、LGBTQ等マイノリティーの方への人権面や冬場の健康管理面に配慮し、すべての生徒が健康で安心して生活できることを目的として、検討を重ねてきました。これまで、本校ならびに学区内4小学校のPTA会長・副会長で構成される「制服検討会議」を中心に、児童生徒・保護者の皆さんからいただいたアンケートや投票結果、校内職員会議等での協議、学校運営協議会委員からのご意見、本校生徒会役員の意見等をもとに、選定を進めてきました。アンケートや投票では、実に様々なご意見をいただきました。特に、制服の展示会を受けて提出いただいた投票では、小中併せて314票もいただきました。この結果(※別紙資料を参照)をもとに、10月19日(火)に行いました第3回制服検討会議で検討し、最終的に制服を選定する運びとなりました(※別紙資料参照)。これまで、ご協力いただいた多くの方々に改めてお礼を申しあげたいと思います。本当にありがとうございました!

決定した制服は以下の通りです。

ブレザーについては、いわゆる「ニットブレザー」と言われるもので、素材がキュプラ20%、ポリエステル80%で伸縮性に優れ、縦横のストレッチが利いているので堅苦しくなく、とても着やすいものとなっています。速乾性があり、洗濯が簡単にできます。また、スラックス・スカートについては、グレーの生地にチェックが入っているデザインとなります。素材は、ウール30%、ポリエステル70%となっています。下は、コーディネートの一例です。

ネクタイ・リボンについては、以下のものとなります。水色の生地にストライプが入っているタイプでとてもさわやかなイメージです。着脱も簡単で下の画像のとおり、ワンタッチで着脱ができます。ネクタイについては、長いものと短いものの2種類から選択できます。

ボタンについては、ご覧のようにブレザーと同色のネイビーを基調としたもので、高月中学校のローマ字のロゴが入り、中央部分にイニシャルのTがデザインされています。下右の写真のように、ブレザーの両サイドにボタンの留め穴がついていて、左右付け替え自由です。ワッペンについては、検討の結果、名札と重なることや価格を抑える意味で取りやめることにしました。

名札については、ポケット内にあるループ型のものに名札(夏用)のピンを通すことで、着用できるようになっています。これのよいところは、個人情報の保護の観点から、時と場合に応じて胸ポケットに名札を隠すことができるところです。また、冬用名札を購入する必要がなくなる、糸で縫い付ける必要がないため、生地が傷まないなどの利点もあります。

中着については、学校指定のセーターとベストを作ることになりました。画像はありませんが、ともに紺色のVネックで左胸にボタンと同じTのイニシャルがシルバー色でデザインされます。なお、保護者の負担軽減のため、準指定服として、市販のものも可とします。ただし、指定服と同様、紺色無地のVネックセーターかベストとなります。

来年度、再来年度は、現行の詰襟学生服、セーラー服との選択制となります。先に行ったアンケートでは、5,6年生の約8割がブレザータイプ、残り2割が現行の制服を選んでいます。価格面では、制服検討会議で業者を交えて協議・交渉し、参考価格よりも安く販売していただくこととなりました。それでも、スラックス・スカートがチェック柄で、現在のものと比較するとどうしても価格が上がることと、ネクタイ・リボンをつけるため、現行より若干高くなります。しかしながら、男女兼用のブレザーになることで兄弟姉妹間で着回しができるなどの利点もあり、若干の値上がりはやむを得ないとの結論をいただきました。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

このように、様々なご意見をいただきながら、各方面で協議を重ね、ようやく制服を決定することができました。その分、高月中学校の未来を飾る、さわやかですばらしい制服を選ぶことができたと感じています。

この新制服は、11月13日(土)に行う本校の授業参観、進路説明会、PTA研修会の時に本校玄関ホールに展示させていただくほか、11月22日(月)の新入生保護者説明会において展示・説明させていただく予定です。どうぞよろしくお願いいたします。

制服検討会議報告資料

制服選定にかかる経過報告

投票結果集計