非常食

今日の給食は、非常食となりました。給食センターには、万一の場合に備えて非常食が常備されています。私もこれまで、何度かこの非常食を食べたことがあります。非常食は、いろいろな種類のものがあり、レトルトパックで長期間保存できます。今回は、もち玄米入りの五目ご飯でした。学校給食用とあって、さすがにアレルギー特定原材料に指定されている27品目は不使用となっています。近年は、日本で自然災害が頻発しているので、長浜もいつ何時災害が発生し、食料調達が困難になるかもしれません。この非常食は、そうした場合を想定し、心づもりをしておくための一つの機会とも考えることができます。さすがに、普段の給食の方が使用している食材が多くてよいと思いますが、こうした非常食を食べることで、給食があたりまえに食べられることの有難さを改めて実感することができます。

今日の非常食には牛乳がつきました。冷たい牛乳といっしょに五目ご飯も冷たいまま食べるのは、この寒い中、かわいそうではと考え、職員と相談した結果、せめて五目ご飯のレトルトパックだけでも鍋で温めて提供することにしました。やはり冬場は、あたたかいだけでもご馳走になります。量が少なく、育ち盛りの生徒たちには少し物足りないかもしれませんが、温かい五目ご飯を喜んで食べてくれたようでした。

校内研究会

今日は水曜日で部活動がない日なので、放課後の時間帯を使って、校内研究会を実施しました。いよいよ3学期に入り、今年度の研究のまとめやふりかえりを行い、成果と課題をまとめて、次年度に引き継ぐ時期になりました。研究会では、授業づくり部会および家庭学習部会の各グループから部会の進捗状況の報告があり、その後、部会別に今年度の研究のまとめを話し合いました。各部会では、活発な意見交換がなされ、各先生方の授業づくりや家庭学習に対する熱い思いが感じられました。話し合った内容は、次回の最終回で全体に共有する予定です。

研究会に向けて、私なりに校内研究をふり返っての思いを校長通信NO.27という形で職員に配付しました。主に、授業づくりでは、かのドイツの哲学者ニーチェが残した「脱皮できない蛇は滅びる」の言葉を引用し、教員として学び続けることの大切さを、家庭学習では、「仏作って魂入れず」のことわざを引用し、家庭学習の手引き(高月中家庭学習スタンダード)を実効性のあるものにするため、「魂」を吹き込んでほしいということを伝えました。

次回の校内研究会で、今年度のまとめと次年度の取組について、話し合うことになります。今年度の取組を生かし、さらにバージョンアップした研究になるよう、高月中の教職員一同が共に目的意識をもち、チームワークを発揮して取り組んでいきたいと考えています。

校内書初め展

1月12日(水)から1月31日(月)までの期間、校内書初め展を行っています。冬休みの課題に「書初め」があり、生徒たちは、何枚か書いた中から自分でよいと思うものを3点選び提出しました。提出した3点に自分で順位をつけ、1番目と3番目に良いと思う作品を外部の書初め展(奥びわ湖書初め展、湖北児童生徒書初め展)用に国語科の先生に提出し、2番目のものを校内書初め展の掲示用として出しています。期間中は、各クラスの廊下や教室内に掲示されています。クラスごとに作品の中から、担任の先生や学年の先生が金賞作品1枚、銀賞作品2枚、入選作品3枚を選び、色紙をつけています。いずれも力のこもった力作ばかりで、一人ひとりの個性や持ち味が作品に現れています。

レベル2に移行、コロナ対策

新型コロナウイルス感染症が感染拡大傾向にあることから、滋賀県教育委員会が示す地域の感染レベルが、15日(土)から「レベル2」に切り替わっています。それに伴い、今日から、感染対策のレベルを一段階上げて、取り組んでいます。朝の検温チェックも昇降口に変え、健康チェックカードの確認とともに、登校時の体温を測っています。これまで通り、マスク着用や手指の消毒、手洗い、給食時の黙食等を継続するほか、教室の換気を徹底します。先週金曜日に保護者あてに文書でお知らせしましたが、感染予防のため、体操服登校を可とするとともに、寒さ対策のため、授業時等での防寒具の着用を当面の間、認めることにいたしました。体操服登校は、服にウイルスが付着している恐れがあるので頻繁に洗濯できるようにするためで、防寒具着用可については、この 寒さの中で換気のために窓を頻繁に開けると室内が冷え込んでしまい、生徒たちが体調を崩す恐れがあるため、許可することにしました。規律も大切ですが、命・安全面を最優先にすべきなので、このような柔軟な対応が必要だと考えています。皆で力を合わせて、このコロナの難局を乗り切っていきたいと考えています。