2年キャリア教育 その2

6月11日(金)に引き続き、本日午後、2年生のキャリア教育にかかるマナー講座を実施しました。講師は、長濱迎賓館から支配人の木村 勇也さんのほか、スタッフの方2名も来ていただき、社会人として心得ておくべきマナーについて、プレゼンや具体的な事例をもとにたいへんわかりやすくお話しいただきました。「第1印象が大切で最初の3秒で決まること」や「身だしなみは相手のため、おしゃれは自分のため」、「正しい立ち姿と礼の仕方(会釈:15度、敬礼:30度、最敬礼:45度)」、「あいさつとは心を開いて相手に近づくことを意味し、コミュニケーションの第一歩」「あいさつは、かるく、つも、きに、づけること」など、社会人のマナーとしてとても大切なことを教えていただきました。最後は、本校で今日撮影していただいた生徒の様子などを結婚式の「エンドロール」風にして見せていただきました。生徒たちも一様に喜んで視聴していました。今日の講座を通して、マナーの基本は「相手意識」だと改めて感じました。お客様(相手)に喜んでいただけるようなあいさつや言葉かけ、立ち居振る舞いや演出など、すべては相手に対する心遣いから始まります。今日は、実際に社会で活躍するプロの方からご指導いただき、有意義な時間を持つことができました。

言霊…校内掲示物より

校内には様々な掲示物があります。校舎内を歩いているといろいろな掲示物が目に留まります。学校生活にかかるスローガンや生徒会活動の啓発ポスター、新型コロナウイルス感染症予防に関するもの、部活動に関するもの、3年生では特に進路に関する高校紹介のパンフレットなど様々です。また、各学年の階では、それぞれの学年の先生たちの生徒に対する思いや願いを表すメッセージも見られます。その中で、3年生の教室前廊下の窓ガラスに先月より掲示された掲示物を紹介します。それは、以下のようなものですが、読んでいて「なるほどなあ」と納得したり、はっと気づかされたりする言葉などがカードにして掲示されています。「言霊」という言葉がありますが、言葉には人を元気にしたり、やる気にしたり、自分を見つめなおさせたりする力があります。そして、その言葉を常に唱えていると、不思議とその言葉通りの結果が現れたりします。こうした言霊の学習環境も教育の重要な部分だと考えています。

 

野菜の栽培

現在、3年生は技術科の授業で野菜の栽培を行っています。野菜は、ミニトマト、ナス、オクラの三種類で鉢植えにして育てています。授業では、栄養管理や水やりの仕方、手入れの仕方などを学んでいます。栄養管理では、三大栄養素であるチッソ・リン酸・カリウムのバランスによって、生育の仕方が変わってくることを観察を通して学びます。また、ミニトマトでは、「脇芽かき」というわき目の摘み方についても学んでいます。授業時など、iPadを持っていき、生育の様子を撮影し、まとめています。実際には、栄養バランスが良くなくて、葉の色が変わったり、曲がったりするものも見られるようです。また、昼休みや放課後の時間を利用して、水やりをしてくれています。これから夏場にかけて気温も高くなるので、こまめな水やりが必要となります。栄養や水は与えすぎても足りなくてもいけないので、この野菜の栽培を通して、生き物を育てることの難しさと尊さについても学んでくれることを願っています。

 

 

2年キャリア教育講座①

本日5,6校時に、2年生を対象として、「キャリア教育講座」を実施しました。綾羽高等学校教頭の高萩先生を講師にお迎えし、「働く喜び」というテーマで実技指導やお話をしていただきました。

講座では、社会に出て働くときに求められる社会常識や礼儀としての「あいさつ」の重要性や適切なあいさつの仕方、お辞儀の仕方などについて学びました。また、働く理由は人それぞれですが、単にお金儲けのためだけでなく、自分自身の生きがいにもつながると同時に、社会における自分の役割を果たしたり、周りの人を喜ばせたりするなど社会の発展や人々の幸せにもつながることを学びました。

次回は、6月17日(木)の午後に、2回目のキャリア教育講座を予定しています。講師は、長浜駅前の長濱迎賓館FutaAiの総支配人である木村勇也さんに来ていただき、マナー講座を行う予定です。