避難訓練

本日、6校時に避難訓練を行いました。本校では、各学期に1回ずつ、年間3回の避難訓練を予定しています。今回は、火災を想定した訓練で湖北広域消防本部の方より2名の消防士の方にも来ていただきました。今年度初めての訓練とあって、6校時の開始5分間で、学級担任より避難経路の確認や注意事項の説明を受けた後、全校放送を合図として、避難を開始しました。避難場所は運動場で、人員点呼終了後、講評を行いました。講評では、良かった点として全体的に話をせずに速やかに整然と行動できていたことや、運動場では駆け足で集まれたことなどについて伝えました。一部で笑い声が聞こえるなど、緊張感のない場面があったことについて触れ、次回への課題としました。消防署の方から、火災で怖いのは煙で、有害な煙を吸ったり、一酸化炭素中毒に陥ったりして身動きが取れなくなって命を落とすケースがほとんどであることについて学び、ハンカチやタオルで口元を抑えることや、煙は天井の方からどんどん下に降りていくので、姿勢を低くして避難することなどについて指導していただきました。

講評後は、煙体験を実施しました。3年生は、2年前に受けたので今回は1,2年のみ行いました。煙の充満したテントの中を、ハンカチやマスクで口を覆いながら通り抜けていました。今回の避難訓練は事前に告知して行いましたが、災害は、いつどこで起こるかわからないので、いざというときに適切な判断、行動がとれる力を身につけてほしいと思います。本日ご指導いただいた消防署員の方々に改めて感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。