キュビナ(Qubena)

長浜市では、全児童生徒にiPadが配付され、各小中学校で活用が進んでいます。iPadの導入に合わせて、長浜市教育委員会から、各校にAI型教材「キュビナ(Qubena)」が配備されています。各校1学年のみの利用に限定されており、本校では昨年度に引き続いて3年生で活用しています。この教材は、長浜市が進める「EdTech(エドテック)導入実証事業」によるもので、その目的としては「児童生徒の学習意欲の向上と基礎学力の定着を図るため、ICTを活用した個別最適な学びを推進するとともに、EdTechソフトの活用効果を検証し、今後の導入を検討すること」としています。このソフトの優れたところは、小学校から中学校までの内容を学習でき、自分の興味関心や学習の習熟状況等に応じて学習できるところです。5教科の各単元ごとに問題が出され、解答後すぐに正誤を確認することができ、間違えたところはAIが記憶し、つまづきの状況に応じてやり直すことができます。授業や家庭学習など、幅広く活用することができます。

3年生は、ゴールデンウィーク期間を利用して、このキュビナによる家庭学習が課題として出されています。どれだけやっても無料なので、4月の学習内容の復習や1,2年生の内容の復習など、どんどん取り組んでほしいと思います。また、今日は数学の授業の中でも活用していました。生徒たちは、数学の問題を手書き入力で解いていました。正解の場合は〇、間違った場合は✖が示されます。解説付きなので、なぜ間違ったか、どこを間違ったのかを確認できます。今、学習指導要領等で「個別最適な学び」が示されています。このようなICTの強みを生かした学びのスタイルをどんどん推進し、生徒たちの学力向上を図っていきたいと思います。