偉人レポート

5月14日(土)は、PTA総会の日でしたが、授業参観では道徳を観ていただきました。1年生の道徳は、「新しいものを生み出すときに」という主題で「『どうせ無理』という言葉に負けない」という教材を使って学習しました。小説やドラマ化された「下町ロケット」のモデルにもなった、北海道の産業機器メーカー植松電機を舞台にしたお話ですが、人の可能性を奪う「どうせ無理」という言葉をなくし、夢をあきらめないことの大切さについて考えさせる良い教材です。

1年生では、この授業を通して事後の活動として、過去に困難な状況の中でも夢をあきらめず道を切り拓いてきた偉人を選び、各自がレポートとしてまとめました。そのレポートは、現在各教室の後ろの掲示板に掲示されています。エジソンやピカソ、マザーテレサ、ヘレンケラー、日本では福沢諭吉、渋沢栄一、野口英世、王貞治など古今東西の多くの偉人について調べてまとめていました。そこには、もちろん高月町の偉人でもある雨森芳洲先生や山岡孫吉翁、西野恵荘上人などもあります。以前は、手書きの新聞を作っていましたが、iPadを活用してきれいに見やすくまとめられています。生徒たちのスキルの高さがうかがえます。

今回の道徳で考えたこと、学んだことを今後に生かし、夢をあきらめず何事にも挑戦し続けてほしいと願っています。

3年確認テスト

今日の1~5校時まで、3年生はま☆ナビの確認テストを行いました。この確認テストも第4回目となります。楽しかった修学旅行が終わり、今回の確認テスト、そして今月30日からは期末テスト、7月14日・15日は第5回目の確認テストと続きます。部活動も最後の夏の大会に向けて練習にも力が入る時期ですが、勉強の方も先送りせずに、しっかりと両立して取り組んでいかなければなりません。暑さもだんだんと増していくので、体調管理をしっかりとして、充実した日々を過ごしてほしいと思います。

期末テストに関しては、テスト範囲が配付されています。教科数も多く勉強にも時間がかかるので、早めの取組が大切です。こちらも計画的に進めていってほしいと思います。

3年生の学年掲示板には、進路関連のポスターなどがずらりと並んでいます。進路通信「羅針盤」でも紹介があったように、今後夏休み等を利用して、高校の体験入学やオープンスクールが開催されます。「百聞は一見に如かず」と言います。後悔しないために、積極的に参加して進路選択に生かしてほしいと思います。

避難訓練

今日の6校時に、避難訓練を実施しました。今回の訓練は火災を想定したもので、生徒たちには事前に知らせた上で行いました。湖北広域消防本部より2名の方に来ていただき、ご指導いただきました。火災発生の知らせを受け、全校への緊急放送で、避難の指示を行い、学級ごとにまとまって運動場まで非難しました。

合言葉は、「おはしも」(「おさない」「走らない」「しゃべらない」「戻らない」)で、校舎内はハンカチを口に当て、あわてずに移動し、運動場では走って集合場所に集まることができました。どの生徒も迅速に行動できていました。火災発生の放送から、運動場への避難・人員点呼と報告が終わるまでに要した時間は、4分58秒でした。昨年度は、5分14秒でしたので、若干の短縮が図れたことになります。

今回の訓練を総括しての消防署の方の講評では、大変スムーズで全体的にしっかりとした行動ができ、90点以上の点数をつけていただきました。マイナスの理由としては、少し話し声が聞こえたことでした。「訓練のための訓練」ではなく「万一の場合のための訓練」なので、全員が緊張感をもって臨めるようにできればと思います。

2学期は、地震を想定した訓練を行います。今回は予告しての訓練でしたが、次回は予告なしで実施してみようと思います。いざという時に、いのちを守る適切な行動がとれるようレベルアップしていきたいと思います。本日は、消防署員の方にはお忙しい中、ありがとうございました!!

2年キャリア学習 第2弾

2年生の職場体験学習に向けての事前学習を5,6校時に武道場で行いました。前回に引き続き、外部から講師を招いて実施しました。講師は、昨年度も来ていただきましたが、綾羽高等学校教頭の高萩康全先生です。大変わかりやすく、そしておもしろく、ためになるお話をしていただきました。30秒に1回くらいは、笑いを入れながらお話しいただいたので、2時間という時間があっという間に過ぎてしまいました。生徒たちも、時折メモを取ったりしながら、集中してしっかりと話を聞いていました。

講演のテーマは、「働くということ」でした。綾羽高校の説明、社会人としての基本的なマナーや心構えのお話から始まり、最後の方は「生きるということの意味」についても考えさせられる、とても深いお話でした。印象に残った話のいくつかを紹介します。

・働くということは、人に喜んでもらうこと。そして、自分の役割を果たすこと。人は、生まれてきたからには、自分の「役割」をもって生まれてくる。働くということは、その役割を果たすこと。

・大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかでなく、どれだけ心をこめたか。お金がない、食べ物がない、住む場所がない。そんなことをはるかに超える不幸がある。それは、誰からも必要とされなくなること。(マザーテレサの言葉より)

・自分の仕事の価値に気づき、一緒に働く人のことを思い、来ていただくお客様のことを思い、支えてくれる周囲の人に感謝する。そんな心の在り方でいれば、きっと幸せな生き方ができる。

今日は、働くこと、そして生きることとは何かについて学ぶ、大変貴重な機会となりました。お忙しい中、2年生のためにご講演いただいた高萩先生、ありがとうございました!!

来週23日(木)は、いよいよ職場体験学習です。

修学旅行情報16最終版

無事に高月中学校に到着しました。北駐車場には、すでにたくさんの自動車があり、ご家族の方がお迎えに来ていただいていました。お忙しい中、ありがとうございました。駐輪場において、解散式を行いました。副実行委員長の挨拶、校長の挨拶、添乗員さん・カメラマンさんへのお礼、学年主任の話という内容でした。「旅行は楽しかったですか。」の問いかけにたくさんの生徒が「楽しかった」と答えていました。私の方からは、この旅行期間中に見られた、生徒たちの挨拶やお礼の言葉、使った場所の後始末やレクレーションで見せた企画力・パフォーマンス力の素晴らしさなどについて話しました。高月中のリーダーとして、そして義務教育最終学年として、これからの生活の中で、力を発揮していってほしいと思います。まずは、3日間の旅行疲れがあると思いますので、今晩・明日と疲れを癒し、明後日からまた気持ちを切り替えて頑張ってほしいと思います。お疲れ様でした。

最後に、今回の旅行で物心両面でお世話になりました、保護者の皆様、ご家族の皆様にお礼申し上げます。以上で、修学旅行情報を終わります。