長浜市学校ICT活用連絡協議会

今日は、長浜市教育委員会主催の学校ICT活用連絡協議会が本校でありました。まず、5校時は、本校小松教諭がICTの活用に関わる授業として1年C組の英語科の授業を行いました。英語科の授業ということもあり、これも長浜市教育委員会主催の小中連携カリキュラム推進事業にかかる学区研究会を兼ねて実施しました。参加者は、市内中学校のICT推進リーダーの教員と高月町内4小学校の英語担当教員、そして市の教育委員会から計4名の先生に来ていただきました。

授業は、現在進行形の疑問文を扱った教材でロイロノートを活用しながら、アイデアを生かした活用方法を取り入れながらの授業でした。生徒たちも扱いにはかなり慣れてきているようで、自分なりに考えてうまく使っている様子でした。

授業後は、研究協議会を行いました。研究協議では、グループに分かれ、ICT活用の視点からよかった点と改善点について意見交流があり、その後全体共有となりました。「iPadのロイロノートを使った演習では、イメージが視覚的につかみやすい」「イラストや英文を自由に拡大でき、わかりやすい」などのメリットもありましたが、「どこまでiPadで入力させるか、手書きのノート整理をさせるか」といったデジタルとアナログの最適な使い分けについての疑問が多く出されていました。学校間での取組状況の交流などもあり、自校の取組をふり返る良い機会となりました。

生徒会挨拶運動

昨日、新生徒会役員の認証式が終わり、いよいよ新生徒会への移行、新旧の世代交代の時期を迎えています。現生徒会の皆さん、1年間お疲れさまでした。11月29日には現生徒会最後の委員会があり、予定では12月から新生徒会の活動がスタートいます。活動もあと少しとなりましたが、最後までよろしくお願いします。

今週は、現生徒会による「あいさつ強調週間」ということで、火曜日から毎朝、生徒会本部役員と各委員会正副委員長の生徒たちが挨拶運動を展開してくれています。また、それにあわせて、以前紹介した「エコ・キャンペーン」の一環として、コンタクトレンズのケースの回収運動と「赤い羽根共同募金」の活動も行ってくれています。「エコ・キャンペーン」の活動は、現生徒会が新たに取り組んだ活動です。その総まとめとして、この期間中にできるだけ多く回収し、寄贈する予定です。赤い羽根募金と併せて、皆さんのご協力をお願いしたいところです。

日に日に寒さが増すこの時期ですが、「おはようございます。」の元気なあいさつが昇降口前に響いています。朝の挨拶を元気に交わし、寒さに負けない生活を送ってほしいと思います。

 

新生徒会本部役員認証式

今日の昼休みの時間を使って、新しく選ばれた第76代生徒会の本部役員の認証書授与式を校長室で行いました。認証書生徒会長から一人ずつ認証書を読み上げ、手渡しました。手交後、生徒たちに「過去75年間の生徒会の伝統・歴史を受け継ぎ、さらに発展させてほしいこと」、そして「失敗を恐れずチャレンジ精神をもって生徒会活動に取り組んでほしいこと」をお願いしました。最後に4人の集合写真を撮り、認証書授与式を終えました。式後、生徒会長の就任のあいさつのビデオ撮りが行われました。認証式の様子と併せて、後日昼の放送を使って、全校生徒に観てもらう予定です。今日の放課後以降、生徒会執行部の「組閣作業」に入り、委員長や副委員長を選んでいく予定です。新しいリーダーの皆さん、よろしくお願いします!

2年校外学習新聞の掲示

先週土曜日は、PTA授業参観・進路説明会および親子研修会でした。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。ご来校いただいた方は、すでに見ていただいたかと思いますが、10月27日に実施しました2年生の校外学習の学習のまとめとして生徒一人ひとりが作成した新聞を2階ピロティーに掲示しています。どの生徒も教室では学ぶことができないことを校外学習の体験を通して学んでくれたことが読み取れます。やはり「本物」の体験に勝るものはないと言えます。これからもこうした体験を大事にしていきたいと思います。

※本日より、完全下校時刻が15分早くなり、16時45分となりました。天気の悪い日は、すぐに暗くなります。下校後は、寄り道などをせずに速やかに帰宅するようにしてください。

PTA授業参観・進路説明会・親子研修会

今日11月12日(土)の午後、PTAの授業参観・進路説明会および親子研修会を実施しました。5校時に、1,2年生は授業参観で各教科の授業を参観いただきました。また、3年生は、体育館で親子対象の進路説明会を行いました。土曜日の出にくい時でしたが、たくさんの保護者の方が来校し、生徒たちの日頃の授業の様子を参観していただきました。進路説明会では、進路決定・実現に向けて、今後のスケジュールや手続きについて担当の方からの説明を聞いていただきました。

5校時終了後は、全校生徒と保護者、教職員が体育館に集まり、親子研修会を実施しました。研修のテーマは「インターネット・SNSに潜む危険」で、NIT情報技術推進ネットワーク株式会社代表取締役の篠原嘉一先生にお話しいただきました。日頃生徒たちは毎日のように、ラインやインスタグラム、TIKTOKなどのSNSを利用していますが、知らない間に個人情報やプライバシーが第三者に抜き取られたり、誹謗中傷などの不適切な書き込みや自他の画像の安易なアップが招く危険などを具体的な事例をもとに、またユーモアあふれる語り口でお話しいただきました。知らなかったことがあまりにも多く、参加した生徒や保護者、教職員の中から驚きの声が何度もあがっていました。10月1日に法律が改正され、他人の誹謗中傷など不適切な投稿については、容易に身元が明らかとなり、侮辱罪などの刑法上の罪に問われたり、損害賠償を求められたりするなど、法的な扱いについても学ぶことができました。

改めて、知らないということはとてもこわいことで、しっかりと自分やまわりの人たちの命・安全を守るための対策をとること、そしてネットやSNSを使う時には責任をもって正しく使うことが重要であるということを改めて知ることができました。自分のプライバシーを守るための設定変更の仕方なども教えていただき、生徒たちは必死にメモを取っていました。普段使っている人は、家に帰ったら早速設定変更を行い、セキュリティを万全にしておきたいものです。下校時に生徒に今日の研修会の感想を聞いてみました。「ネットは本当に怖いものだと思いました」とネットとの付き合い方について深く考えてくれたようでした。

篠原先生は、話の中で「ネット上であっても、人として言ってはいけないことは言わない。してはいけないことはやらない」ということを話されました。まさしくその通りだと思います。ネットの向こうにいる人への思いを巡らせ、自分が相手の立場であったらどうかと創造力を働かせ、自他の人権を互いに尊重しあっていかなければなりません。今日の親子研修会では、情報化社会を生きていく我々にとって本当に大切なことを学ぶことができました。篠原先生、すばらしいお話をありがとございました。