グラウンド開放

新しい週に入りました。2学期もあと2週間となりました。学期末ということで、何かと慌ただしくなってきました。

さて、本校では昼休み時間、体育委員会によるグラウンド開放を行っています。学年ごとに順番を決めて、グラウンドで遊んだりくつろいだりして過ごします。体育委員が、職員室においてあるボールの入った箱を外に持って行き、各自がボールを取って仲間とともにサッカーなどをして遊びます。今日は、2年生が使用できる日でした。久しぶりに暖かな晴れの天気で、生徒たちも短い昼休みの時間をそれぞれに満喫しているようでした。寒い冬は、どうしても屋内にこもりがちですが、このように外で思いっきり遊んでみるのも気分転換や健康増進のためにはよいことだと思います。5校時の予鈴のチャイムで開放の時間は終わりですが、皆しっかりと時間を守って片付け、授業に向かいました。明日は、3年生の番です。天気の方が少し心配ですが、、、。

滋賀県では新型コロナウイルス感染症の陽性者数が連日千人を超え、油断できない状況になっています。本校でも朝から欠席の連絡がしきりに入っていました。学校でも感染対策により一層力を入れていますが、ご家庭におかれましても、感染対策の徹底や健康管理、健康状態の確認等、子どもたちへのご指導をお願いします。

箒(ほうき)のゴミ取り

今日の放課後、後期環境委員会の初仕事となる、本校恒例の「箒のゴミ取り」がありました。そうじに使っているT字箒は使っているうちに、毛先の中にゴミやほこりが付着します。そこで、環境委員会では定期的に各学級のT字箒のゴミやほこりをブラッシングで、掻き出します。校長室前のロビーに全クラスの環境委員がT字箒を持ち寄り、新聞紙の上で熱心にゴミ取りを行ってくれました。様子を見ると新聞紙には、かたまりとなった綿ぼこりやごみくずが集められており、その分、T字箒が新品と見違えるようにきれいな状態になっていました。毎回ながら、生徒たちが一生懸命箒をきれいにしてくれるので、T字箒も心なしか喜んでいるように感じられます。普段から使っているものを大事にするこの取り組みは、物があふれている今の時代の子どもたちにとって、教育的価値の高い、大変意義のある体験であると考えています。この素晴らしい伝統をいつまでも守り続けてほしいと願っています。

 

人権講話

本校での人権週間最終日の今日の午後、人権学習のまとめとして、1年生と3年生はそれぞれ外部から講師を招いて人権講話を行いました。

1年生は、NPO法人「CILだんない」から代表の美濃部さんとスタッフの方、そして町内の人権擁護委員4名に来ていただき、前半は人権に関する講話、後半はボッチャ体験を行いました。人権講話では、障がいに対する考え方についてお話いただきました。障がい観には二つの捉え方があり、一つは機能的な障がい、もう一つは社会的な障がいです。「機能的な障がい」は、本人の能力(機能)に目を向けるもので、障がい者自身の問題、「社会的な障がい」とは社会の環境に目を向けるもので、社会の問題という捉え方です。例えば、足が不自由で車いすの人は階段など段差があるところに上ることはできません。これは、本人の能力面から「歩けないこと」が障がいとなります。しかしながら、そこにスロープがあれば段差があっても上ることができます。すなわち、そこにスロープがないのは社会の環境に障がい(バリア)があるというわけで、それを社会の問題として改善していくという考え方です。いわゆる、「バリアフリー」です。「合理的配慮」という言葉がありますが、「人が同じ目的を達成するために必要な環境調整」を意味し、障がいをもった人も健常な人も安心して生活できる社会の実現を図っていくことが大切だということを教えていただきました。後半のボッチャ体験では、学級ごとに分かれて行いました。初めて体験した生徒がほとんどでしたが、皆楽しそうに取り組んでいました。

3年生は、木之本集会所から久保田先生に来ていただき、スクリーンを使って、人権について興味深いお話をしていただきました。ワールドカップ開催中に話題となった、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事)」のポーズを取って差別反対の意思を示すサッカー選手の画像や今大会登場した女性初の審判員などの話、女性が育児をすべきという価値観を感じさせるとの批判から炎上した味の素のコマーシャルなどを見ながら、身近なところでの人権問題について考えました。また、「権利の熱気球」の話から、人それぞれの価値観は異なることに気づいたり、「あってよい違いと悪い違い」についての具体例をもとに考えたりました。社会には様々な考え方、価値観の人が存在しており、自分の価値基準のものさしを豊かにしていくことの大切さを学ぶことができました。

本日、お忙しい中来校いただき、大変ためになる人権講話をしていただいた、CILだんないの美濃部さんをはじめスタッフの皆さん、人権擁護委員の皆さん、そして木之本集会所の久保田先生、本日はありがとうございました!

 

第4回学校運営協議会

今日の夜7時より、令和4年度第4回の学校運営協議会を開催しました。今回の協議内容は、2学期の学校運営の報告と今年度の学校評価(学校関係者評価)の実施、次年度の事業計画の協議などです。

2学期の学校運営の報告では、コロナ禍の中、予定していた行事を無事に実施できたことなどを報告し、質疑応答となりました。3年ぶりに開催した小中クリーン作戦も各自治会の協力を得て、無事に実施することができたことを報告し、次年度以降どうするかについて協議しました。学校評価では、例年この時期に生徒、保護者、地域対象に実施していますが、地域の代表として学校運営協議会委員の皆さんにも評価をしていただきました。結果については、後日公表する予定です。

協議会は、年間5回実施予定で、残りは2月の1回となります。委員の皆様には引き続きお世話になりますが、参加いただきますようお願いいたします。

冬季の部活動の様子

12月に入り、日が暮れるのが本当に早くなりました。12月22日は暦の上で「冬至」と言われ、一年で最も昼の時間が短くなる時ですが、放課後はすぐ暗くなります。12月の完全下校時刻は16時45分ですので、放課後の部活動は実質30分もないくらいの短さです。天気の方も最近は湖北時雨のぐずついた天気が多く、今日も外の部活動はグランドコンディションがよくないので、屋内練習に切り替えていました。これからは積雪のため、通常の練習ができないことが多くなります。外の部活動は、筋力トレーニング中心の練習メニューになると思いますが、がんばってほしいと思います。冬の間にしっかりと体幹を鍛え、春以降に成果がでることを期待しています。今日も、陸上部は玄関ホールで筋力トレーニングに励んでいました。