教育実習

本校では、毎年、教育実習生の受入を行っており、現在2名の本校卒業生が実習に来ています。大学4年生で数学科の赤尾先生と社会科の杉野先生です。実習期間は、先週の6月8日(木)から21日(水)までです。わずか2週間の期間ですが、中学校教員になるために、授業や学級経営などについて体験を通して学んでくれています。担当学級は、赤尾先生は1年B組、杉野先生は3年C組を受け持っていただいています。学級担任の指導を受けながら、朝の会や帰りの会、給食やそうじ指導等を行っていただいています。授業については、本校職員の様々な授業を参観したり、担当教員の指導を受けながら授業の指導案を考えたり、教材研究をしたりして、準備を進めています。今後は、実習が終わるまでにいくつかの授業を受けもってもらう予定です。

2年キャリア学習講演会

2年生は、今日の5,6校時にキャリア学習に関する講演会を実施しました。これは、6月21日(水)~23日(金)の3日間実施予定の職場体験学習の事前学習として行いました。講師として綾羽高等学校校長の高萩先生に来ていただき、職場体験学習で事業所を訪問するにあたっての心構えや、働くことの意義ややりがいなどについて、お話いただきました。綾羽高校は、定時制課程に授業の一環としてインターンシップ就業体験を位置づけるというユニークな教育課程を編成されています。これは全国でも珍しく、以前テレビでも紹介されたことがあるようです。

これに先立ち、1週間前の6月5日(月)には、長浜迎賓館の支配人である木村氏を招いて、マナー講座を行いました。マナー講座では、具体的なお辞儀の仕方や接客・対応の心構えなどをお話しいただき、実際に演習も行いました。

高萩先生は、軽妙な語り口でユーモアがあり、時折笑いを誘いながらお話されたので、生徒たちは時間が経つのを忘れるぐらい集中して聞き入っていました。心がまえでは、挨拶や身なり、言葉遣い、時間を守ること、大事なことは記録を取ること、感謝の言葉を述べることなど、具体的な内容の話をしていただきました。後半は、なぜ働くのかについて考え、お金儲け以外にも、やりがいや働くことの意義、喜びなどの大切なことについて具体的な事例を出しながら、お話しいただきました。レジ打ちの仕事を任されたある女性のお話をされ、レジ打ちという単純な仕事にあっても、一人ひとりのお客様の心に寄り添い、誠実に取り組むことで、多くの人から認められ信頼され、必要とされるようになるということ。また、働くということは誰かの役に立つことで、それが自身の喜びとなることなど、とても心に残るお話をしていただきました。

途中1回の休憩時間を取りましたが、その時間中に、何人かの生徒たちが行列を作って、高萩先生にサインをお願いしたそうで、お話が生徒たちの心に響いたことがうかがえます。また、来年も高萩先生と迎賓館の木村氏に来ていただこうと考えています。今日は、大変お忙しい中をご来校いただき、ありがとうございました。本日、学んだことを職場体験学習に生かせるようにしたいと思います。

第1回花いっぱい活動

今日6月10日(土)は、PTA環境推進部の事業である、第1回のPTA花いっぱい活動を行いました。この事業は、学校の環境美化を目的として、6月と11月の年2回実施している取組です。午前8時30分からの開始で、環境推進部を中心に本部役員、一般会員、教員、生徒併せて30名以上の方々に集まっていただき、花植えの作業を行っていただきました。植える花の苗は、サルビアとマリーゴールドで、日本電気硝子株式会社高月工場様のご厚意によりいただきました。計240株の苗をいただき、プランターに3株ずつ植えていきました。大変手際よく作業を行っていただきましたので、開始から30分で後片付けまで終了することができました。結果的に、計77個のプランターに植えることができました。これから夏にかけて毎日水やりをしていきます。例年9月頃まで咲き、私たちの目を愉しませてくれます。次回は11月18日(土)に実施予定で、秋の花であるパンジーを植えます。ご協力いただける方はよろしくお願いします。

本日、早朝よりご協力いただきました方々、ありがとうございました。また、日本電気硝子株式会社高月工場様には、いつもながら本校PTA活動にご支援、ご協力をいただいておりますことにこの場をお借りし、感謝申しあげたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

学ぶ力向上にかかる学校訪問

今日は、県教育委員会主催の「学ぶ力向上にかかる学校訪問」があり、滋賀県教育委員会と長浜市教育委員会から2名の先生に来校いただきました。5校時は、全クラスの公開授業を行い、参観していただきました。

6校時は、本校小松教諭による2年C組の英語の研究授業を行い、一部を除き、全教員が授業を参観しました。本校の校内研究では、今年度の研究主題として「生徒が自ら学びに向かう授業づくり ~わくわく、いきいき、どんどん授業改革~」を掲げ、授業改革に取り組んでいます。今日の研究授業は、その一環として行うもので、文系部会、理系部会、実技部会の3部会に分かれ、「わくわく視点」=教師のプレゼン力、授業構想力、準備力等、「いきいき視点」=生徒がどのような活動をしているか、自ら学ぼうとする姿や思考の流れなど、「どんどん視点」=課題の工夫や宿題など、の3つの視点ごとに良い点や課題となる点などをロイロノートに付箋で書き込んでいきました。

6校時終了後、生徒たちはすぐに下校し、研究協議会を行いました。各部会ごとにまとめた3つの視点の書き込みをもとに、グルーピングしたり、構造化したりして整理しました。部会協議の後に、全体の場で話し合ったことを発表しました。最後に、県市の教育委員会の先生から指導助言を受けて、まとめとしました。授業改善のためのヒント、手掛かりをたくさんいただき、今後の授業研究に生かしていきたいと思います。ご来校いただいた県市教育委員会の2名の先生、お忙しい中、ありがとうございました!

合同交流会

今日の午前中は、伊香ブロックの小中学校特別支援学級合同交流会が木之本の長浜伊香ツインアリーナで開催され、本校からも参加しました。この合同交流会は、長浜市を4つのブロックに分け、毎年6月上旬に行われるものです。以前は、宿泊を伴った交流会でしたが、コロナ禍の中で見直され、半日開催となりました。

開会式の後、グループに分かれ、ボッチャとボーリングを行いました。ボッチャでは、地域のNPO法人CILだんないのスタッフの方に来ていただき、サポートをしていただきました。「だんない」の方には、本校で毎年12月に行われる人権学習に講師として来ていただいているので、おなじみです。グループを青チームと赤チームに分かれて、競い合いました。

後半のボーリングでは、プラスチックのピンをやわらかいボールを転がして遊びました。ストライクやスペアも出し、盛り上がりました。

学校の枠を超えて、応援しあったり競い合ったりと楽しい時間を過ごすことができました。半日の間でしたが、学校内だけでなく他校の児童生徒とも親睦や交流を深めることができました。閉会式後は、またバスに乗ってそれぞれの学校に戻り、給食を食べました。こうした特別支援学級生徒の交流の場は、年間を通して3~4回あり、来年2月には、木之本スティックホールで伊香ブロックの学習発表会が予定されています。