学びの実験室2日目

昨日の2年A組に続いて、今日は2年B組が「長浜学びの実験室」を受講しました。あいにく私は参加できませんでしたが、B組も大変熱心に実験に取り組んでいたようです。また、休み時間には、大学の先生のところへ行き、「新種の生物というのは、新しく誕生した生物のことですか、それとも新しく発見した生物のことですか。」などと科学に関する質問をどしどしとしていたようです。

 

体育祭に向けて・・・合同体育

体育祭の団対抗よさこいソーランは、今や本校の伝統となっており、どの団も力が入る取組です。昨日から、体育祭に向けての取組が始まっていますが、その一つに1,3年生による「合同体育」があります。これは、この時期恒例となっており、同じ団の3年生と1年生が合同で体育の授業を行うというものです。内容は、よさこいの踊り方を3年生が1年生に教えるというもので、2時間連続の体育を計2回行います。体育の授業の一環ですので、授業としてのねらいもあります。3年生は、「優しく、丁寧に、正確に教える」で、「ことばで、見せて、ゆっくり、カウントで教える」ことをポイントにしています。1年生は、「よさこいを正確に覚える」ことを目標とし、「わからないことは積極的に聞く」ことに重点を置いています。本格的な団練習は来週からとなりますが、団練習に先駆けてこの合同体育を行い、スムーズに団練習ができるようにします。

実際の授業では、3年生の団長や副団長、よさこいのリーダーたちが、1年生に実演して見せたり、踊り方の説明を加えたりしながら、授業を進めていました。授業を通して、団の中の信頼感や責任感、一体感を作っていきます。9月23日の本番では、どの団も成果を十分発揮し、すばらしい演舞を披露してくれることを期待しています。

 

2年学びの実験室

今日、2年A組は長浜バイオ大学を訪問し「長浜学びの実験室」を受講しました。

この「長浜学びの実験室」とは、7年ほど前より、長浜市と長浜市教育委員会、そして長浜学びの実験室運営委員会が実施主体となり、長浜バイオ大学の協力を得て、市内小中学校の児童生徒を対象に行っています。目的としては、設備や機器の整った大学の実験室において、専門の先生による理科の実験を通して科学に対する興味関心を高めるとともに、科学的思考力や考察力などの育成をねらいとしています。本校は、昨年度はじめて受講申し込みを行いましたが、残念ながら新型コロナの影響により実施できなかったため、今年度が初の受講となります。対象学年は学校ごとに選べるようになっており、本校では2年生を対象にしています。また、受講は学級ごととなっており、今日9月5日(月)にA組、明日6日はB組、7日はC組がそれぞれ受講します。

市の教育バスによる送迎のもと、9時20分頃に大学に到着し、午前中に2つの実験観察を行いました。前半は「口腔上皮細胞の観察」、後半は「オオカナダモの細胞観察」ということで、動物と植物の細胞観察でした。「口腔上皮細胞」とは口の中の粘膜で綿棒でぬぐい取った口の中の細胞を40倍、100倍、400倍と段階的に分けて観察しました。オオカナダモでは、葉っぱを同じように40倍、100倍、400倍と倍率を変えて観察しました。それぞれ酢酸による染色を行ったものとそうでないものと2種類用意し、比較しながらの実験でした。細胞の中の核や葉緑体などを確認し、持参したiPadで画像を撮影し、記録しました。

指導を行っていただいた大学の先生も、実験の仕方をタブレットで撮影し、大型スクリーンに映しながら説明していただいたので、とてもわかりやすく、生徒たちも熱心に観察を行っていました。難しいのは対象物の位置合わせやピント調節で何人かの生徒はうまく見つからずサポートの先生に助けてもらいながら、観察を進めていました。9時30分から途中一回の休憩をはさみ、12時までと長時間にわたっての観察でしたが、皆最後までまじめに取り組むことができ、担当の先生からもほめていただきました。最後に、この「学びの実験室」を受講してのアンケートに答え、大学を後にしました。多くの生徒が「楽しかった」「また受けたい」などと感想を残していました。私自身、わずかの時間でしたが、理科の実験のおもしろさを改めて実感することができました。ご指導いただいた先生方、貴重な学びの機会を与えてくださり、ありがとうございました。明日はB組、明後日はC組がお世話になりますが、よろしくお願いします。

   

第2回学校運営協議会

昨日9月1日(木)の午後7時より、今年度第2回目の学校運営協議会を開催しました。今回の協議内容は、夏休み中や2学期はじめの生徒の様子、新型コロナウイルス感染書言うの状況や予防対策、10月22日(土)に高月中学校区内の小中学校5校の学校運営協議会が主催する「小中クリーン作戦」および3年生対象の土曜学習講座「ステップアップセミナー」についてでした。

小中クリーン作戦については、3年ぶりの開催となります。平成29年度に当時の小中の学校運営協議会が話し合い、地域の環境美化活動に取り組み、郷土愛を育み、社会貢献できる児童生徒の育成を目指して始められました。新学習指導要領には、「社会に開かれた教育課程」が示され、社会に目を向けた学校教育が強調されています。学校内の閉じた視点ではなく、広く社会に目を向けた「社会志向」の教育が求められています。そうした意味からも意義ある活動になればと考えています。具体的なことは、本日夜に行われる、学区内の小中学校5校の学校運営協議会代表者会において協議し、決定していただく予定です。

また、ステップアップセミナーについても本校学校運営協議会が主体として、実施します。10月から月2回のペースで、土曜学習会を開催します。地域の教員OBの方や大学生、その他のボランティアの方に講師として協力いただき、3年生の受験対策を行っていきます。ボランティアですが、ご協力いただける方は、学校(85-2020)までご連絡ください。

夏休み後キュビナ確認テスト

以前本HPでもお知らせしましたように、AI型学習ドリル「キュビナ」の実証事業に関わる市のモデル校に指定されたのを受け、夏季休業期間中の課題として全学年「キュビナ・プロジェクト」に取り組んでもらいました。現在、各学年教科ごとに取り組み実績の集計中ですが、実証事業にかかわって、市教育委員会より取組の成果を測るため、確認テストを実施するよう要請があり、今日の1校時に全学年実施しました。数学のみのテストでしたが、生徒たちは手慣れた様子で問題に取り組み、時間を残して終わっている様子でした。

今回のプロジェクトについては、本校においても生徒対象にアンケートを実施し、成果と課題について検証したいと考えています。9月6日までの期間に、ロイロノートを使って、各学級でアンケートを実施してもらう予定です。