2年がん教育

先週金曜日(2月2日)の5,6校時に、2年生を対象に「がん教育」を実施しました。この「がん教育」は、長浜市と長浜赤十字病院、「よりよいがん治療をめざす近江の会」の協力を得て実施するもので、本校では毎年2月上旬に行っています。

前半は、講師として長浜赤十字病院副院長の塩見先生にご講話いただきました。「がんちゃんの冒険」という動画を視聴しながら、がん発生のメカニズムやがんにならないための予防法、がん検査、がんになった場合の治療法など、専門的なお話をわかりやすく教えていただきました。今や二人に一人ががんになる時代で、健康な人でも一日に数多くのがん細胞が発生し、それを体の免疫システムが駆除していることやがんは生活習慣に大きく影響を受けるため、たばこを控えたりお酒を飲みすぎないようにしたり、適度な運動をすることが大切だと教えていただきました。生活習慣と併せて、こまめな検診も早期発見につながり、完治しやすいことも学びました。

後半は、「よりよいがん治療をめざす近江の会」の藤井先生から、「舌がんを乗り越えて」をテーマにご講話いただきました。自身の舌がんの経験をもとに、がんの治療法など、がんに関する知識をもつことや、治療法は患者自身が積極的に選択すべきこと、検診率を上げ早期発見・早期治療につなげることなどを教えていただきました。

2時間近くの学習でしたが、最後までしっかりと話を聞くことができました。ぜひ、お家に帰ってから、家庭の方でも話題にしてほしいと思います。

最後に、お忙しい中ご来校いただきました、長浜赤十字病院の塩見先生、より良いがん治療をめざす近江の会の藤井先生、長浜市職員の皆様、ありがとうございました!