今日の4校時は、校内研究の取組として、宮元教諭による1年A組の数学の研究授業を行いました。単元名は「空間図形」で、本時の授業では「空間図形は、平面図形の運動によって構成されたものと捉えることができる」ことを目標にしていました。授業の冒頭では、四角柱、四角錘、三角柱、三角錐、円柱、円錐の中で、正方形を運動させてできるものはどれかを考え、ロイロノートを使ってアンケート形式で答えました。そのアンケート結果をもとに、どのように空間図形ができるのか、その仕組みについて考えたことをグループで共有し、発表しました。
次に、違う形の立体はできないかをグループや個人で考え、交流しあいました。厚紙を切り取った平面図形を自由に動かしながら、空間図形ができるイメージを考えました。そして、その内容をイラストで表したり、iPadで録画したりしてロイロノートにまとめ、全体の場でグループごとに発表しました。あるグループの発表では、平面図形を動かして立体図形ができる様子を動画撮影したものを発表してくれました。立体図形ができる様子が動きによってよく伝わり、大変わかりやすく感じました。タブレットを使うことで、このような動画撮影したものも扱うことができ、イラストや画像よりもわかりやすくなります。今後もこうしたICTの強みをどんどん生かした学習が進めていけるとよいと思います。