不審者対応の避難訓練

今日の6校時、不審者を想定した避難訓練を実施しました。訓練の状況について指導や助言をいただくため、木之本警察署から3名の警察官に来ていただきました。

訓練では、宅配業者を装った不審者役の教員が校舎内に入り、対応した職員の制止を振り切って大声を上げながら各学年の教室を威嚇してまわりました。生徒たちは、見つからないように机の陰に隠れるなど、身の安全を守る行動をとっていました。連絡を受けた他の職員が職員室から不審者の後を追い、さす股を使って動きを封じ込めました。通報を受けた近隣の駐在所から警察官2名が到着し、身柄を確保するといった流れでした。

確保後は、全校生徒が体育館に集合し、木之本警察署の方と駐在所の方お二人から講評をいただきました。集合時の様子は、話し声をあまりなく、集合完了後は、しっかりとした態度で講評を聞くことができました。講評の中で、不審者の侵入時に大切なことは、「気配を消すこと」や「不審者が教室内に入ってこられないようにすること」などをお話しいただきました。今日の訓練では、不審者の威嚇の声に驚いて思わず声を出してしまった人や教室の施錠ができていなかったクラスがあり、今後の改善点となりました。

1学期に火災の訓練、2学期に地震を想定した訓練、そして今回の不審者の訓練と年3回の訓練を実施してきました。それぞれに対応の仕方が異なりますが、それぞれに明らかになった課題を教員、生徒ともに共有して、万一の場合に備えたいと思います。

終了後に校長室で、今日の振り返りを行いましたが、最近の増えている詐欺犯罪について注意喚起がありました。最近では、毎日のように、詐欺犯罪でお金をだまし取られたという新聞やテレビの報道がありますが、スマホが普及した昨今、大人だけでなく子供も被害に遭う恐れがあります。啓発用のチラシをいただきましたので、アップしました。ご覧ください。

本日、お忙しい中、お世話になった木之本警察署の警察官の方に心よりお礼を申しあげたいと思います。ありがとうございました。