今日の3、4校時に、1年A組は、武道場においてプログラミング学習を行いました。この授業は、理科と技術科の特別連携授業として実施したもので、ICT支援員の方にサポートしていただきました。
題材名は「動き続ける大地」で、地震を扱った単元の最終の授業です。地震についての学習のまとめとして、地震によってトンネルが崩落し、閉じ込められた人を探すロボットをプログラミングするという設定で行いました。扱うロボットは市内の小学校から借用したSphero BOLT(スフィロ・ボルト)というもので、球体のプラスチックの内部にロボットがあり、専用アプリケーションでプログラムすることにより、動かしたり、音や言葉を発したり、LEDのライトを光らせたりできる代物です。
3校時は、このBOLTの説明や動かし方などをICT支援員の方に説明いただきながら、生徒たちは2,3人のグループを組んで実際に動かしてみました。担当の教員の手作りの地図とトンネルに見立てた箱でスタート地点からトンネルまでのルートを正確に動かす練習をしました。最初は、思うように動かせなく、グループの仲間と試行錯誤をしながら、動かす「コツ」をつかみ、徐々にうまくコントロールできるようになりました。
休憩をはさんで、4校時にはプログラムの仕方を学びました。そして、BOLTを使ってトンネル内を調べ、閉じ込められた人を捜すという課題達成のため、タブレット端末上のアプリに動き方、話す言葉や音声、ライトなどを思いのままにプログラムし、スタート地点からゴールのトンネルまで正確にいけるかどうか、何度も修正を加えたり、自由な発想で追加したりしながら学習しました。
授業の最後は、「トンネル内に閉じ込められた人を捜すには、BOLTにどんな機能があればよいか」の問題について各自の考えを掲示板にアップし共有しました。今日は、はじめてのプログラミングということで、皆試行錯誤をしながら楽しく学ぶことができました。なお、1年B組とC組は、後日実施する予定です。