3学期が始まりました

今日1月9日(火)から3学期が始まりました。先日の雪が残る道を生徒たちは元気に登校してくれました。朝は気温も低く、路面が凍っているところがあり、生徒たちは転倒しないように気をつけながら、慎重に自転車をこいでいました。

朝の会の後、始業式を体育館で行いました。寒い中なので、防寒具着用可とし、ジェットヒーターも使いながら臨みました。

校歌斉唱のあと、各学年代表生徒に「3学期の抱負」を発表してもらいました。1年代表の髙山くんは、「提出期限を守ること」と「部活動・生徒会活動に積極的に取り組むこと」の2点について発表してくれました。

2年の立見くんは、「学期末テストにがんばること」「1年後の受験に向けて計画的に取り組むこと」「生徒会活動のスローガンを実践し、成功させること」の3点を発表してくれました。

3年の齊田くんは、全国高校サッカー選手権大会で見事準優勝に輝いた近江高校のニュースから、たくさんの人に支えられて今があることを実感し、感謝の心をもって生活することについて発表してくれました。

抱負の発表に続き、表彰伝達と私からのお話でした。私からのお話は、「新しい年を迎えて望むこと」と「学校の宝」の2点お話ししました。「新しい年を迎えて望むこと」では、ソフトバンク入りを果たした前田悠伍選手やウェイトリフティング世界ジュニア選手権3位に輝いた堤茉央選手のように、夢・目標をもち、その実現のために「挑戦」「本気」「継続」の3つを大切にするよう伝えました。「学校の宝」では、比叡山延暦寺の開祖最澄(伝教大師)の言葉「一隅を照らす これすなわち国宝なり」の一節を紹介し、どこにいても自分の置かれた場所で精いっぱい努力する人が本校にはたくさんいて、まさしく「学校の宝」であることを伝えました。中でもあいさつを心を込めてしてくれる生徒がいて、これからもあいさつに力をいれてほしいことをお願いしました。

生徒指導担当からは、「3つの間(時間、空間、仲間)」を大切にすることについて話があり、最後に新生徒会本部役員および各委員会の正副委員長が前に出て、第77期生徒会スローガンの発表と役員の紹介がありました。冬休み中のリーダー研修会で考えたスローガンは、「A・R・E(アレ)」です。昨年の阪神岡田監督のスローガンで流行語大賞にも輝いた「A・R・E(アレ)」ですが、Aはあいさつ、Rは礼儀、Eはえがお」を表しています。すばらしいスローガンだと思います。いつもながら生徒たちの発想力には感心させられます。ぜひ生徒たちの力で、高月中学校を「礼儀を重んじ、あいさつの飛び交う、笑顔あふれる学校」にしてほしいと願っています。