家庭学習パワーアップ継続中

以前にも本ホームページで紹介しましたが、今月を家庭学習強化月間とし、「家庭学習・パワーアップ・プロジェクト」と銘打って、全校で力を入れて取り組んでいます。今週が2週目にあたり、ちょうど今日で期末テスト10日前となりました。各学級の取組の様子は、学級通信などを通して、がんばっている生徒が多く見られることをうれしく思います。自主学習ノートを一日何ページも取り組んだり、キュビナでどんどん学習を進めたりとパワーアップを図っている生徒がたくさんいるようです。また、保護者からも励ましやアドバイスをいただくなど、心強い限りです。

先週のキュビナの活用状況を確認しました。多い人でトータル約6時間、約700問ほど取り組んだ生徒も見られました。ノート、キュビナそれぞれに長所と短所がありますが、自分にあった学習方法で進めてほしいと思います。明日、明後日と土日に入ります。期末テストに向けて、土日の使い方が大きなカギとなります。テスト期間は学習優先で、好きなゲームやスマホは息抜きとして使うように、うまくコントロールしてほしいと思います。

第2週目の取組状況が来週に出ます。高月中生のがんばりに期待しています。ご家族の方も応援、よろしくお願いします!

認知症について学びました

3年生は、今日の6校時、武道場において「認知症理解のための学習」を行いました。講師として、認知症キャラバンメイト「きんもくせい」から5人の方にお越しいただきました。「きんもくせい」さんは、認知症の理解や啓発を目的として、活動を行っておられるボランティアグループです。

最初は、認知症を題材とした「読み聞かせ」をしていただきました。このお話は、ある男の子のおじいさんが認知症になり、一人歩き(徘徊)をしたり、大声で騒いだりとトラブルを起こす中で、家族としてどのように関わっていけばよいのかを悩みながら考え、気づいていくという内容でした。イラストをスクリーンに映しながら、わかりやすく読んでいただきました。

次に、認知症という病気の原因やメカニズムを科学的な側面から説明していただきました。認知症には「アルツハイマー型」と「脳血管性」のものがあり半数以上は前者と言われています。主な症状には、物忘れや時間・場所が理解できなくなる、計画を立て段取りよく作業できなくなる、などがあります。しかしながら、周りの人の理解や接し方で病気が落ち着くと言われ、できないことに目を向けるのではなくできることに目を向けることが大切だと学びました。

最後は、認知症の寸劇でした。認知症で物忘れがひどくなったおばあさんの財布がなくなったという設定で、その対応にあたる嫁さんの受け答え方によってけんかになったり、円満に収まったりするということを2つの対照的なパターンを示しながら学ばせていただきました。大切なことは、「相手の思いに共感して、解決のためにいっしょになって力をあわせること(一緒に財布を探してあげる)」だと感じました。

1時間の学習でしたが、最後までしっかりとした態度で学習することができていました。周りに認知症の人がいるかどうかわかりませんが、今日学んだことをこれからの生活の中に生かしてほしいと思います。今日は、「きんもくせい」の皆さんには、貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました!

第77期生徒会役員認証式

今日の昼休み、先日の生徒会選挙で選出された本校第77期生徒会本部役員の認証式を行いました。対象は、生徒会本部三役(会長、副会長、書記長)の4名で、私から一人ずつに認証証を手渡しました。

認証証を授与した者を代表して、生徒会長から一言思いや決意を述べてもらいました。「第77代なので、ラッキーセブンとなるように頑張りたい。」などと力強く話してくれました。私からは、「変化の激しい時代、前例踏襲ではなく、新しいことに挑戦したり、同じ活動でも何か工夫・改善してみることが大切です。よりよい学校にしてくれることを期待しています。」と伝えました。

今日の認証式にあわせて、「組閣」作業を行っています。希望者を募りながら、本部役員や執行部の各委員長、副委員長などの人選を行い、決定していきます。多くの希望者が申し出てくれ、現在、集団や個人の面接などを行っています。本校では、12月より後期生徒会に入るため、それまでに組織づくりを終える必要があります。どの希望者もやる気と力をもった生徒たちばかりで、「組閣」作業は大変ですが、次期生徒会でやる気をもってがんばってくれるリーダーたちが決まるのを楽しみにしています。

校内研究授業研究会

昨日11月13日(月)は、本校校内研究の取組の一環として、外部講師を招いて全職員の参観による授業研究会を行いました。講師として、滋賀県教育委員会の学ぶ力向上にかかる研修講師も務め、全国的に活躍されておられる、大阪教育大学大学院教授の木原俊行先生に来ていただきました。4校時にいくつかの授業を参観していただいた後、5校時は田原教諭による3年B組の国語を研究授業を観ていただきました。この研究授業に際しては、他の学級を自習とし、全職員が参観しました。今回の授業は「合意形成に向けて話し合おう」という単元の3時間目で、「学校でできる環境にやさしいこと」を題材に、タブレットの共有シート等を活用しながら、グループワークを行い、互いの考えを練りあい、提案をまとめていきました。身近なテーマということで「CO2削減」や「リサイクル」「節約」「節電」「フードロスをなくす」など、それぞれのグループが様々な視点で話し合い、合意形成を行っていました。男女間の仲もよく、グループでの話し合いも活発にできていました。

<4校時の様子>

<5校時研究授業>

5校時終了後は下校とし、放課後、授業研究会をもちました。研究会では、授業者のふりかえりの後、部会別に5校時の授業の良かった点や改善点などを、生徒の学習活動の視点、教師の指導・支援の視点、学習課題の視点の3つの視点から話し合いました。各部会の発表後、木原先生に指導助言をいただき、今後の授業づくりに向けての思いを新たにしました。今日を皮切りに、全職員がそれぞれのテーマに基づいて、部会ごとに授業公開を行っていく予定です。より良い授業づくりに向けて今後もがんばっていきたいと考えています。

<授業研究会>

 

 

次期生徒会をよろしくお願いします!

先週11月9日(木)に行われた生徒会選挙で、以下の候補者が第77期の生徒会のリーダーに選ばれました。

高月中学校第77期生徒会

<生徒会長> 平川 蒼太くん

<副生徒会長> 後藤 快吏くん、髙山 凪斗くん

<書記長> 吉原 綾乃さん

今回の選挙では、どの候補者も大変熱のこもった選挙運動を展開してくれました。選ばれた生徒の皆さん、これからの高月中学校生徒会のかじ取り役としてよろしくお願いします。期待しています!また、開票の結果、惜しくも選ばれなかった生徒の皆さんにも、多くの仲間が票を投じてくれています。その思いに応えるためにも、新生徒会の一員として、大いに活躍してくれることを願っています!