わが町の偉人 班新聞コンクール

昨日紹介しました、1年生の班新聞ですが、全クラス完成し、今日から3階のピロティにて掲示発表をしています。地域学習で学んだ郷土の偉人、朝鮮外交に尽力した雨森芳洲先生やヤンマー創業者の山岡孫吉、西野水道を開通させた西野恵荘上人をそれぞれ題材とした新聞です。どの新聞も班で協力して作成した力作ばかりで、見応えがあります。そして、今回、1年部の企画で、「わが町の偉人 新聞コンクール」と銘打って、本校職員が審査員となり、よいと思われるものを選んで投票することになりました。

審査の規準は、①レイアウトが工夫されていて見やすい、②読み手に伝わる文章で構成されていて読みやすい、③記事の内容がテーマに迫り詳しく書かれている、④写真や字体をレタリングしたり、色ペンを使うなど工夫されている、の4点です。

 

どの作品も生徒たちの思いがつまり、力を合わせて作ったもので、優劣をつけるのは難しそうです。さて、どの班が選ばれるか、結果が楽しみです。コーナーの一角には、国語の授業で調べた「私が選んだ故事成語」についてのレポート展示もされています。学期末の懇談会で保護者の方々にも見ていただく予定です。

「最後の晩餐」を科学しました

校内研究で取り組んでいる実践授業で、今日は久保井教諭による2年B組国語の授業が6校時にありました。今日の単元は、「君は『最後の晩餐』を知っているか」で、本時の目標としては、「絵画の科学とはどのようなものかを知る」でした。「絵画の科学」とは、私自身はじめて聞く言葉でしたが、要はレオナルド・ダ・ヴィンチ作「最後の晩餐」で筆者がかっこいいと思う部分を抽象的に考えるというものでした。具体的には、人体の科学(解剖学)、空間の科学(遠近法)、光の科学(明暗法)を表し、絵画のどの部分にそれぞれの技法が描かれているかを考えるという授業でした。

授業の冒頭は、ロイロノートを使った「早押しクイズ」で、前の時間に習った「最後の晩餐」に関するクイズでした。「最後の晩餐」を描いた画家の名前や時代、展示されている美術館など、三択で答える形式で、正確にそして早く答えた生徒は、ランキングで解答までの時間とともに出てきます。また、各選択肢を選んだ人数も色別の棒グラフで表示されます。今回1位になった生徒は、全問で約7秒という早さで、ダントツでした。テレビの早押しクイズのようで、盛り上がりました。

その後、グループワークでタブレットに映された「最後の晩餐」の絵画に解剖学や遠近法、明暗法などの使われている部分を描きこんでいきました。そして、その結果を学級で交流しました。授業の最後は振り返りをして、授業を終えました。

タブレットを使うことで、楽しく前時の復習ができたり学習内容の確認ができたり、また意見交流や資料提示なども容易にできます。タブレットが導入されて、活用の在り方も進歩してきているように感じます。