飲み物について考える・・・学校保健委員会

今日の放課後、学校保健委員会を開催しました。本校では、他校と異なり、生徒会の保健委員会が主となって実施しています。養護教諭の指導のもと、当日のテーマ決めから運営まで保健委員会が中心となって担当します。参加者は、各学級の保健委員の他、生徒会本部役員、PTA三役と本校教員で、学校医の雨森先生と薬剤師の横関先生に指導助言者として来ていただきました。

最初に雨森先生から、体によい飲み物や経口補水液の代用品の作り方などを教えていただきました。よく耳にするカフェインは、コーヒーをはじめ多くの飲み物に含まれていますが、過剰摂取すると健康を害する恐れがあるようです。おすすめは麦茶で、塩を少量混ぜて飲むのがよいそうです。安価でカフェインがなく、ミネラルもとれるということで理にかなっています。

その後、養護教諭から、本校で事前に取った飲み物に関するアンケートの結果報告がありました。好きな飲み物は炭酸系で次にお茶、果汁ジュースと続きます。よく飲む飲み物としては、お茶が第1位で、水、炭酸系と続きました。今流行りのエナジードリンクについての項目もあり、半数近くの生徒が飲んだ経験があるようです。

次に横関先生が薬剤師の立場から、飲み物について指導いただきました。現在、薬物の過剰摂取(オーバードーズ)が問題になっていますが、薬物というのは諸刃の剣なので、用法用量をしっかり守らなければならないということを強調されていました。カフェインの過剰摂取は、めまいや動悸、震え、下痢などの症状を引き起こす恐れがあり、飲み物にどれだけ含まれているか表示を確認する必要があることなどを教えていただきました。

その後は、グループに分かれ、今日学んだことをもとに、日頃の飲み物について話し合い、最後に全体で発表しました。今日学んだことを学級やお家で共有し、健康のためお互いに気をつけていきたいものです。ご指導いただいた学校医、薬剤師の先生、PTA三役の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!