解団式

体育祭が終わっても、まだまだその余韻が残る今日、6校時に解団式を行いました。9月1日の結団式以来、赤・青・黄のそれぞれの旗色のもと、団活動を進めてきましたが、今日をもって団は解散となります。3年生は中学3年間の集大成として、2年生は、後輩をリードし、3年生を支える中堅学年として、1年生ははじめての中学校での団活動として、それぞれの立場で取組を進めてきました。学年は違えども、同じ仲間として、思いや心をつないできました。

体育祭終了後に聞いた話ですが、ある3年生は、「よさこい」で優勝を逃した時、担任の先生に対して「やるだけのことはやったから、悔いはありません。」と答えたそうです。優勝を目指して、やるべきことをやり切ったということは、もはや結果の順位は単なる数字以上の何物でもないのかもしれません。それだけ、中身の濃い取組だったと言えます。2学期の始業式の話の中で、本校の下校時の音楽であるかりゆし58の「オワリはじまり」の歌詞について触れましたが、まさしくこの体育祭では「一生忘れないような出来事に出会う」「かけがえのない時間を胸に刻み込む」ことができたのだと思います。

解団式では、3年生のリーダーたちから、活動をふり返っての感想と感謝の気持ちが伝えられました。また、団担当の先生からもあたたかいメッセージが送られました。終始、生徒たちは笑顔で惜しみない拍手を送っていました。

次は、10月の文化祭・合唱祭です。今度は、学級ごとの取組となります。体育祭で培った経験、仲間との絆・友情を生かして、更なる飛躍を期待したいと思います。