オーケストラ公演ワークショップ

今日の6校時に、大阪交響楽団の方6名に来校していただき、「オーケストラ公演ワークショップ」を実施しました。これは、文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」の一環として実施したもので、10月12日(木)の午後に、本校文化祭の芸術鑑賞として、大阪交響楽団より指揮者・演奏者など70名以上を招いて演奏会を持つ予定をしており、このワークショップは、それに向けての事前の実演指導や鑑賞指導を目的として行われました。おそらく大部分の生徒たちは、オーケストラの生演奏を聞いた経験はないと思われるので、交響楽団や楽器の説明、演奏曲の楽しみ方・鑑賞の仕方などを体験を通して学びました。

ワークショップでは、ヴィオラ、クラリネット、トランペット、ピアノの4奏者が、それぞれの楽器の説明とともに、曲を演奏したり、生徒の希望者を募り、実際に楽器を吹いてみる体験などを行いました。蒸し暑い体育館の中でしたが、1時間余りの間、大部分の生徒が集中力を切らすことなく、しっかりとした態度で参加できました。特に、楽器の生演奏では聞き入るような態度で鑑賞していました。

10月12日の本番では、生演奏の鑑賞の他、本校吹奏楽部とともに「ワシントンポスト」を共演していただく予定もしています。この「本物に触れる体験」が、生徒たちの豊かな感性や想像力、表現力などを高める場となればと考えています。10月12日が楽しみです。