2年防災教室

梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、今日は九州の福岡や大分の方に大雨の特別警報が発令されたとのことで、被害が出ないことを祈るばかりです。近年は、地球の温暖化などの要因から、これまでにない異常気象が起きているように感じられます。長浜もいつ何時災害に見舞われるかがわからない状況であり、万一の場合に備えての心構えや準備が必要です。

さて、今日の4校時、2年生は、体育館において「防災教室」を実施しました。これは、社会科の地理の学習で、「自然災害と防災への努力」に関する学習を行っており、それと関連付けた形で行いました。長浜市の社会福祉協議会を通じて、長浜市の防災ボランティアグループである「ひでよし隊」の皆さんに来ていただき、学級ごとに段ボールなどを使った3つの体験を行いました。一つは、簡易ベッドの作り方。二つ目は、簡易トイレの作り方、三つ目は、いすと小テーブルの作り方です。段ボールの中に2リットルサイズのペットボトルを入れて補強し、ベッドやいすを作り、実際に寝転がったり、座ったりしてみました。段ボールであってもしっかりとした強度があり、十分でした。また、災害時に一番困るのはトイレですが、プライバシーを守りながら用を足せるような簡易のトイレの作り方も紹介いただきました。蒸し暑い体育館の中でしたが、生徒たちはしっかりと話を聞いたり、体験したりしていました。いつ何時来るかもしれない災害ですが、万一の時には本日学んだことを生かしてほしいと思います。

本日、お忙しい中、ご指導いただきました「ひでよし隊」の皆さん、長浜市社会福祉協議会の皆さんに、お礼を申しあげたいと思います。ありがとうございました。