租税教室

今日の2~4校時に、3年生は社会科の授業の一環として、「租税教室」を行いました。この租税教室は、昨年度も実施しましたが、滋賀県租税教育推進連絡協議会の事業の一環として行われ、申請のあった学校に、税理士の方が訪問し、授業をしていただくというものです。

2校時はC組を対象として和田政司税理士事務所の和田先生に、3校時はA組を対象として松原智子税理士事務所の松原先生に、4校時はB組を対象として布施貞三税理士事務所の布施先生にそれぞれ指導いただきました。内容としては、税理士の仕事内容や税の仕組み、税の種類や目的などをリーフレットを使い、諸外国との比較もしながらわかりやすく教えていただきました。途中、DVDを視聴し、税金制度がなくなったらどんな暮らしになるかを考えました。経済的理由から小中学校に通えない子どもたちが多く発生したり、事件や火事が起きても警察や消防はお金を払わないと来てくれなかったり、町のゴミも回収されなかったりと、みんなが安心して生活できない社会の様子が表されていました。実際に、学校で教育を受けるためには中学生一人あたり年間約110万円ほどがかかっており、すべて自己負担ということになるそうです。普段の生活で生徒たちは、税金についてはあまりなじみがないと思いますが、今日の授業で税金について学び、考える良い機会になったのではないでしょうか。毎年、夏休みの課題で3年生は「税の作文」に取り組みます。今日の授業で考えたことをもとに、税について調べ、考えを作文にまとめてほしいと思います。

本日お世話になりました、税理士の皆さん、ありがとうございました!