ワックスがけ

今日の放課後、環境委員会による教室床のワックスがけがありました。そうじよりも先に帰りの会を行い、教室内の机やいすを廊下に出した後で、そうじを行いました。いつもより5分時間を延長し、床の水拭きを念入りに行いました。そして、各クラスの環境委員が残り、学年の先生と協力して実施しました。どの学年も3クラスの環境委員計6名がチームを組んで一部屋ずつかけていきました。30分ほどの時間ですべての作業を終えることができました。ワックスを塗った床は、また光沢を取り戻し、きれいになりました。いつまでも校舎を大切に使用し、後輩たちに引き継いでほしいと思います。廊下のワックスがけは後日実施となります。環境委員の皆さん、ワックスがけ、ご苦労様でした。

下校前に、急に雲行きが怪しくなり、はげしい雷雨となりました。学校の近くにも落雷が何度かあり、そのたびに教室から「きゃー」といった悲鳴が起きていました。雷雨が止むまでしばらくの間、教室内で待機してから下校となりました。一気に激しい雨が降ったため、水はけの良いはずのグランドもさすがに冠水し、池のような状態になっていました。下校時、生徒たちは珍しそうに、グランド周辺に集まっていました。

租税教室

今日の2~4校時に、3年生は社会科の授業の一環として、「租税教室」を行いました。この租税教室は、昨年度も実施しましたが、滋賀県租税教育推進連絡協議会の事業の一環として行われ、申請のあった学校に、税理士の方が訪問し、授業をしていただくというものです。

2校時はC組を対象として和田政司税理士事務所の和田先生に、3校時はA組を対象として松原智子税理士事務所の松原先生に、4校時はB組を対象として布施貞三税理士事務所の布施先生にそれぞれ指導いただきました。内容としては、税理士の仕事内容や税の仕組み、税の種類や目的などをリーフレットを使い、諸外国との比較もしながらわかりやすく教えていただきました。途中、DVDを視聴し、税金制度がなくなったらどんな暮らしになるかを考えました。経済的理由から小中学校に通えない子どもたちが多く発生したり、事件や火事が起きても警察や消防はお金を払わないと来てくれなかったり、町のゴミも回収されなかったりと、みんなが安心して生活できない社会の様子が表されていました。実際に、学校で教育を受けるためには中学生一人あたり年間約110万円ほどがかかっており、すべて自己負担ということになるそうです。普段の生活で生徒たちは、税金についてはあまりなじみがないと思いますが、今日の授業で税金について学び、考える良い機会になったのではないでしょうか。毎年、夏休みの課題で3年生は「税の作文」に取り組みます。今日の授業で考えたことをもとに、税について調べ、考えを作文にまとめてほしいと思います。

本日お世話になりました、税理士の皆さん、ありがとうございました!

2年防災教室

梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、今日は九州の福岡や大分の方に大雨の特別警報が発令されたとのことで、被害が出ないことを祈るばかりです。近年は、地球の温暖化などの要因から、これまでにない異常気象が起きているように感じられます。長浜もいつ何時災害に見舞われるかがわからない状況であり、万一の場合に備えての心構えや準備が必要です。

さて、今日の4校時、2年生は、体育館において「防災教室」を実施しました。これは、社会科の地理の学習で、「自然災害と防災への努力」に関する学習を行っており、それと関連付けた形で行いました。長浜市の社会福祉協議会を通じて、長浜市の防災ボランティアグループである「ひでよし隊」の皆さんに来ていただき、学級ごとに段ボールなどを使った3つの体験を行いました。一つは、簡易ベッドの作り方。二つ目は、簡易トイレの作り方、三つ目は、いすと小テーブルの作り方です。段ボールの中に2リットルサイズのペットボトルを入れて補強し、ベッドやいすを作り、実際に寝転がったり、座ったりしてみました。段ボールであってもしっかりとした強度があり、十分でした。また、災害時に一番困るのはトイレですが、プライバシーを守りながら用を足せるような簡易のトイレの作り方も紹介いただきました。蒸し暑い体育館の中でしたが、生徒たちはしっかりと話を聞いたり、体験したりしていました。いつ何時来るかもしれない災害ですが、万一の時には本日学んだことを生かしてほしいと思います。

本日、お忙しい中、ご指導いただきました「ひでよし隊」の皆さん、長浜市社会福祉協議会の皆さんに、お礼を申しあげたいと思います。ありがとうございました。

字委員会

昨日7月6日(木)の夜、第2回のPTA字委員会を開催しました。今回の内容は、これまでの各部の事業報告と今後の予定の発表、そして夏休みに行われるPTA奉仕作業の提案が主な議題でした。PTA副会長さんの進行のもと、本部、研修部、環境推進部、広報部、生活指導部、学年委員会の順番に報告がありました。PTA愛校作業については、今年度は8月20日(日)(雨天の場合は8月27日に延期)の8時から実施される予定で、担当より、愛校作業の内容や役割分担などの説明がありました。毎年、この愛校作業で校地内をきれいにしていただき、2学期を気持ちよく迎えることができています。今年度も大変お世話になりますが、PTAの会員の皆様にはご協力をお願いいたします。

字委員会の最後に、教頭の方から教育後援会の賛助会費徴収にかかるお礼と今後の学校行事の予定について説明がありました。皆さんのおかげで、今年度も大変多額の協賛金を集めることができ、部活動への支援や学校備品の購入等に使わせていくことができています。PTA字委員の方、そしてご協力いただいた町民の皆さん、ありがとうございました。

野菜の栽培

例年この時期に、3年生は技術科の授業で野菜の栽培を行います。ミニトマト、なす、ピーマン、オクラなどの中から、自分の好きな野菜を選び、栽培用の鉢に植えて、水やりなどの管理をしていきます。これからの夏場は、水やりが欠かせず、朝夕水をやったり、草が生え出したら摘み取ったり、間引きをしたりと、何かと世話が大変です。その甲斐あってか、ピーマンやミニトマトなどの中にはすでに大きな実をつけているものも見られるようになりました。普段、何気なく口にしている野菜ですが、いざ自分で作ってみるとなると結構手間がかかり、生徒たちはその大変さを実感していることと思います。少し水やりなど気を抜くと、たちまち苗が萎れ始め、そのまま放置すると枯れてしまいます。技術科の学習だけでなく、食育や生物のいのちなどについても学べる貴重な場となっています。収穫できる日まで、根気強くそして愛情をもって育ててほしいと思います。