例年この時期に、3年生は技術科の授業で野菜の栽培を行います。ミニトマト、なす、ピーマン、オクラなどの中から、自分の好きな野菜を選び、栽培用の鉢に植えて、水やりなどの管理をしていきます。これからの夏場は、水やりが欠かせず、朝夕水をやったり、草が生え出したら摘み取ったり、間引きをしたりと、何かと世話が大変です。その甲斐あってか、ピーマンやミニトマトなどの中にはすでに大きな実をつけているものも見られるようになりました。普段、何気なく口にしている野菜ですが、いざ自分で作ってみるとなると結構手間がかかり、生徒たちはその大変さを実感していることと思います。少し水やりなど気を抜くと、たちまち苗が萎れ始め、そのまま放置すると枯れてしまいます。技術科の学習だけでなく、食育や生物のいのちなどについても学べる貴重な場となっています。収穫できる日まで、根気強くそして愛情をもって育ててほしいと思います。