2学期スタート

8月も終わりを迎え、日中は相変わらず暑いですが、朝夕は幾分涼しくなってきました。そっと耳を澄ませば、鈴虫の声も聞かれるようになり、秋の気配を少しずつ感じられる季節となりました。いよいよ今日から2学期が始まり、40日ぶりに朝の登校の様子が戻ってきました。

今日は、始業式と学活で10時半頃に下校となりました。始業式では、校歌斉唱の後、各学年代表生徒による「2学期の抱負」の発表がありました。1年生は、B組の林さんが勉強のことや2学期の行事を楽しむことなどについて発表してくれました。2年生は、B組の渡辺さんが勉強のことや体育祭・文化祭など、高月中の伝統をつなげるように評議員としてがんばりたいという抱負を発表してくれました。3年生では、津田くんは夏休み中に観た映画や高校のオープンキャンパスのことについて話した後、中学校最後となる体育祭・文化祭への意気込みや受検に向けて苦手教科の克服などについて発表してくれました。

続く表彰伝達では、近畿大会に出場した陸上競技部の1年吉田湊君やブロック大会で優勝したサッカー部、剣道部などをはじめ、多数の生徒たちが表彰を受けました。おめでとうございました。

表彰伝達に続いて、私からの話でした。パワーポイントを使いながら、夏休みをふり返りを行った後、2学期に向けての思いや願いをお話ししました。年度初めから伝えている今年度のテーマである「4つのつなぐ」(=「思いをつなぐ」「心をつなぐ」「学びをつなぐ」「伝統をつなぐ」)について確認しました。最後に、今年の夏の甲子園で惜しくも準優勝となった仙台育英高校の須江航監督について話しました。彼の座右の銘である「人生は敗者復活戦」という言葉を紹介し、失敗(負け)から学び、失敗から成功を組み立てることの大切さについて伝えました。また、「負けた時に人間の価値がでるから、グッドルーザー(良き敗者)であれ」の言葉を紹介し、相手に対する「リスペクト」の心を持つことの大切さについても伝えました。

最後は、生徒指導担当の方から、「いのち・安全」のことや2学期の行事のことなどについて話がありました。休み明けでしたが、約45分間の始業式を皆しっかりとした態度で臨んでくれました。2学期は、忙しくなりそうですが、思い出に残る素晴らしい学期となるよう、力を合わせてがんばっていきたいと思います。ご支援・ご協力をよろしくお願いします!