百人一首決勝戦

今日の6校時、1年生は武道場において、新春かるた大会(百人一首大会)の決勝戦を行いました。これまで学級で予選を行ってきましたが、その結果をもとに対戦組み合わせを決め、学級対抗の形で実施しました。

国語の先生が詠み手を務め、各グループでカルタ取りの速さを競いました。学級対抗ということで、クラスの一人ひとりがとった枚数の合計で勝敗が決します。どのグループも楽しみながら、がんばっていました。前回もそうでしたが、人気のある歌は、すぐにとられます。見た感じでは、映画やアニメの影響からか、在原業平朝臣の「ちはやふる~」が一番人気のようでした。

勝敗は、学級一人あたりの平均枚数で決まるようですが、結果は明日のお楽しみということでした。今日は、百人一首という日本の伝統文化を介して、学級の団結と学年の親睦を深めることができました。

人権作文で表彰

1月20に(土)の午後1時より、「人権ふれあいのつどい~中学生の語る想い~」が長浜文化芸術会館において開催されました。この「人権ふれあいのつどい」は、大津地方法務局と滋賀県人権擁護員連合会の主催により毎年開催されており、今年度は長浜市を会場として実施されました。

つどいの前半に第42回全国中学生人権作文コンテスト滋賀県大会の表彰式が実施されました。滋賀県内の各中学校から応募された多くの作文の中から、本校生徒2名がそれぞれ「審査員特別賞」と「奨励賞」を受賞し、大津地方法務局長から一人ひとりに表彰状と盾が授与されました。

授賞式後は、「アンパンマン」のアニメで有名な漫画家の故やなせたかしさんがデザインした人権イメージキャラクター「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」のマスコットといっしょに記念撮影をしました。

長浜市内からは、本校の2名が選ばれました。このようなすばらしい賞に輝いたのは、大変栄誉なことだと思います。受賞した皆さん、おめでとうございました。作文で想いを綴ったように、一人ひとりの人権が大切にされ、誰もが安心して生活できる町づくりの実現を目指して、ともに力をあわせていきましょう!

 

 

江北図書館紹介動画作成

本校特別支援学級であるE組の生徒二人が、木之本の江北図書館とコラボし、その紹介した動画を作成しました。江北図書館は明治時代に余呉村出身の弁護士、杉野文彌さんが創設した私設図書館で、昨年11月、国の登録有形文化財に答申されました。

2月に市内特別支援学級の生徒たちの学習発表会が開催される予定で、今回はその発表に向けて作成したものでした。生徒たちは、担任の先生の指導を受けながら、120年の歴史をもつレトロな江北図書館をタブレット端末のロイロノート機能を使い、今話題の生成AI「チャットGPT」や最近導入された学習ソフト「Canva(キャンバ)」などを駆使しながら作りました。また、本校学校図書館司書の先生にも協力してもらい、江北図書館の職員の方と連携を図りながら、制作しました。

その関係で、今日の午前中に江北図書館の館長さんとスタッフの方2名が来校され、実際に制作した動画を視聴していただきました。江北図書館の紹介や図書館を創設した杉野さんの当時の読書に対する思い、苦労話などが動画のアニメーションとともにわかりやすく映し出され、江北図書館の方もいたく感動しておられました。また、視聴後は、制作した本人から、Canvaでの制作の仕方などを説明してもらいました。アナログ世代の我々にとっては、驚きの連続で、皆感心しきりでした。今後は、江北図書館での動画利用も視野に入れていただけるということで、大変栄誉なことです。

Canvaの機能を使えば、杉野文彌さんが実際に話しているかのように、口を動かしたり、まばたきしたり、首を動かしたりしながら、話し声を入れることができることを説明してもらいました。すごい時代になってきました。

今後もデジタルとアナログの効果的な組み合わせを推進するとともに、地域の魅力を発信できる学習活動を大切にしていきたいと思います。制作してくれたE組の皆さん、これからもよろしくお願いします。

緊張の面接練習

3年生は、いよいよ受験シーズンを迎えています。今日と明日、2月1日、2日の県内私立高校を受験する生徒に事前指導を行い、当日までの準備や心構えについて連絡を行いました。それと並行して、県立高校の推薦入試や私立の専願入試を受ける人の面接練習が今週月曜日から始まっています。学年の先生の指導を受け、最終的に教頭、校長の練習で仕上げていきます。一人あたり9回から10回ほどの練習をこなし、自信をもって本番に臨んでもらおうと考えています。

今日の放課後も多くの生徒が、3年生の教室で担任の先生から面接指導を受けていました。事前に配付された面接の受け方や想定質問などの資料をもとに、事前にどのように答えるかを考え、紙に書いたりタブレットに打ち込んだりしたものを廊下で順番を待っている間に必死になって覚えている様子でした。皆一様に緊張した面持ちで順番を待っていました。おそらく面接を受けるのは人生ではじめてのことなので、当然不安を感じたり、緊張したりをすると思います。しかしながら、十分な練習を積んでおくことで不安感も軽減され、自信や心のゆとりをもって面接を受けられるようになります。がんばってください。

また、一部の高校では課題作文が出されます。該当生徒は、国語科の先生から作文演習の指導を受けるなどの対策を行っています。

3年生の皆さんは、いよいよ希望進路を実現する時がやってきます。インフルエンザやコロナの流行も気になるところですが、感染予防や健康管理に留意し、当日は頭も心も体もベストの状態にもっていきましょう!

県立高等学校の入試制度が令和8年度入学者(現中学1年生)から変わります。現行の入試制度から大幅な改革となっています。詳細は、滋賀県教育委員会のホームページにも掲載されています。(以下のURLを参照)

https://www.pref.shiga.lg.jp/edu/hodo/oshirase/335128.html