生徒会掲示板

新生徒会が発足して、半月余りが経ちますが、後期生徒会では、新たな取組として掲示板を玄関ホールや各階のピロティに設置し、主な行事の報告や連絡などを行っています。以前は、生徒会新聞を発行している年もありましたが、新生徒会は掲示板を使った広報活動を行っています。

これまでの内容としては、新執行部の役員紹介や、本部役員の認証式、12月13日の学校保健委員会などの行事報告のほか、書き損じはがき回収のお知らせなどが貼られています。今後も情報発信に力を入れ、学校の顔として存在感のある活動を行っていってほしいと思います。

 

三者懇談期間中

昨日より、2学期末の保護者懇談会が始まっています。全学年三者懇談会ということで、生徒たちもどこか緊張した様子で過ごしています。何人かの生徒にたずねると、やはり成績や生活面でどんな話がされるのか心配しているようです。「大丈夫。2学期、がんばったし。」などと声をかけてみるのですが、心配はなかなか解消されない様子です。3年生は特に進路の話が中心となりますので、複雑な心境の生徒も多いのではないかと思われます。懇談会で話されたことを心に留めて、冬休み、そして3学期と頑張ってほしいと思います。

今日の天気は、しぐれたり、晴れ間が見えたりと、まさに「湖北の冬」らしい天候でした。1,2年生は、3時まで部活動でした。外の部活動は、途中雨が降ってきたので、屋内に待機するなどしていましたが、早めに切り上げて下刻するところもありました。冬休みが間近ということで、気分もうかれてしまいがちですが、事故やトラブルに遭わないように気をつけたいものです。

明日は、2学期の授業は最終日となります。また、全学年、学期末の学年集会を予定しています。長丁場で体育祭などの大きな行事があった2学期でしたが、ふりかえって、成長できたところや今後の課題を明らかにし、2学期を締めくくってほしいと思います。

 

租税教育推進校に選ばれました

本校は、今年度「租税教育推進校」に選ばれ、本日、長浜税務署から署長と署員の2名が来校され、感謝状と記念品の贈呈式をしていただきました。この「租税教育推進校」というのは、租税教室の実施や中学生の税に関する作文等で租税教育で顕著な業績のあった学校の中から、長浜税務署管内では年間1校程度が選ばれるようです。本校では、これまで、3年生の社会科公民の授業の一環として、税理士による「租税教室」を行ったり、「税の作文」への応募を行ったりしており、今回はその業績が認められた形です。昨年度は、本校卒業生の廣部さんが「復興特別所得税」について書いた税の作文で大阪国税局長賞に輝きましたが、中学生の視点で、税に関心を持ち、今後の社会をよりよくするために、調べ学習を通して考えたことを発信するなど、毎年すばらしい成果が見られています。

贈呈式は、校長室で行われ、私が本校を代表して、感謝状と記念品のレプリカをいただきました。すべての高月中生にいただいたものなので、生徒たちには改めて紹介したいと思います。今後も、税をはじめ、広く社会に関心を持ち、よりよくするために私たちができることを考えていってほしいと思います。

今日から、学期末三者懇談会です。午前中で終わり、午後は懇談となります。懇談期間中は、帰りの会終了時刻は13時15分、完全下校時刻は15時15分です。

 

 

セレクト給食

今シーズン一番の寒気が到来し、昨日から今日にかけて、雪が降りました。まだ、本格的な雪ではないため、シャーベット状に雪が積もるような感じでしたが、いよいよ冬がやってきたことを実感します。一昨年は降雪量も多く、臨時休業の措置をとるほどでした。今年はどれくらい降るのか心配です。

さて、今日の給食は、「セレクト給食」でした。セレクト給食は、メニューのうち、おかずやデザートを自由に選んで食べる給食で、年に数回、実施されます。今日のセレクトは、副菜のおかずで、焼きウインナーか星形ハンバーグの選択でした。私自身は、迷わず焼きウインナーを選びましたが、職員室では、私と教頭先生だけでした。なかなかおいしくいただけました。

明日の給食は、「冬至」メニューです。さわらのゆずみそかけやかぼちゃの味噌汁といった、冬至にちなんだ食材が出てきます。今年の冬至は12月22日ですが、一足早くいただきます。

いよいよ2学期最終週を迎えました。今週金曜日が終業式ということで、2学期の締めくくりをしっかりと行って、冬休みを迎えたいものです。また、明日から3日間、学期末の三者懇談会を行います。保護者の皆様には、何かとお忙しい中ですが、お時間をいただきますようよろしくお願いいたします。

 

大学の先生との遠隔授業

2年生は、理科で現在「水に溶けること(溶解)」について学んでいます。担当する田中教諭は、より専門的に深く学ぶために、岡山理科大学の高原教授との遠隔(オンライン)授業を計画し、先週と今週に3クラス、計3回実施しました。授業は、5,6校時の2時間続きで、12月8日にB組、12月12日にA組、そして今日15日にC組で行いました。

最初の1時間は、ものが溶けるというのはどういう状態なのかについて考えました。「①砂糖や食塩、チョークの粉、片栗粉を水の中に入れて1日放置するとどうなるか」や「②食塩水の上層部と真ん中、そして下層部で濃度の違いがあるか」、「③氷砂糖をコップの水に入れ、一カ月放置したらどうなるか」などの問題が与えられ、ロイロノートで選択肢から予想するものを選んだり、選んだ理由をグーグルチャットで交流したりしました。それぞれの問題ごとに、グループで実験したり、高原教授や田中教諭の説明を聞いたりしながら、学んでいきました。ちなみに上記の問題では、①砂糖と食塩は水に溶けて見えなくなり、チョークや片栗粉は水が濁り底にたまる、②濃度は均一、③均一に解けるでした。

休憩をはさんで、2時間目は、解ける仕組みを分子モデルを使って考えました。砂糖や塩は、水に入れたら混ぜなくても自然に解けていくのはなぜかを分子モデルを使って実験しました。実際には、水の分子は目には見えなくても常に運動しているとのことで、その分子が砂糖や塩のかたまりにぶつかって、分子を引き離し、全体的に広まっていくということでした。納得です。後半は、ろ過について学びました。水に溶けないものは、ろ紙で濾すことができますが、塩水や砂糖水では、水の分子といっしょに塩や砂糖の分子までも、ろ紙の小さな穴をくぐり抜けるため、ろ過できないとのことでした。生徒たちは、予想を立てて実験を行い、意外な結果に興味津々の様子でした。

今回は、ICT機器をフルに活用し、岡山県の大学と遠隔でつながって、授業を行いました。2時間という長時間でしたが、普段の授業ではできない学習を行うことができました。3日間に渡って、ご指導いただいた岡山理科大学の高原先生、ありがとうございました!