租税教育推進校に選ばれました

本校は、今年度「租税教育推進校」に選ばれ、本日、長浜税務署から署長と署員の2名が来校され、感謝状と記念品の贈呈式をしていただきました。この「租税教育推進校」というのは、租税教室の実施や中学生の税に関する作文等で租税教育で顕著な業績のあった学校の中から、長浜税務署管内では年間1校程度が選ばれるようです。本校では、これまで、3年生の社会科公民の授業の一環として、税理士による「租税教室」を行ったり、「税の作文」への応募を行ったりしており、今回はその業績が認められた形です。昨年度は、本校卒業生の廣部さんが「復興特別所得税」について書いた税の作文で大阪国税局長賞に輝きましたが、中学生の視点で、税に関心を持ち、今後の社会をよりよくするために、調べ学習を通して考えたことを発信するなど、毎年すばらしい成果が見られています。

贈呈式は、校長室で行われ、私が本校を代表して、感謝状と記念品のレプリカをいただきました。すべての高月中生にいただいたものなので、生徒たちには改めて紹介したいと思います。今後も、税をはじめ、広く社会に関心を持ち、よりよくするために私たちができることを考えていってほしいと思います。

今日から、学期末三者懇談会です。午前中で終わり、午後は懇談となります。懇談期間中は、帰りの会終了時刻は13時15分、完全下校時刻は15時15分です。

 

 

セレクト給食

今シーズン一番の寒気が到来し、昨日から今日にかけて、雪が降りました。まだ、本格的な雪ではないため、シャーベット状に雪が積もるような感じでしたが、いよいよ冬がやってきたことを実感します。一昨年は降雪量も多く、臨時休業の措置をとるほどでした。今年はどれくらい降るのか心配です。

さて、今日の給食は、「セレクト給食」でした。セレクト給食は、メニューのうち、おかずやデザートを自由に選んで食べる給食で、年に数回、実施されます。今日のセレクトは、副菜のおかずで、焼きウインナーか星形ハンバーグの選択でした。私自身は、迷わず焼きウインナーを選びましたが、職員室では、私と教頭先生だけでした。なかなかおいしくいただけました。

明日の給食は、「冬至」メニューです。さわらのゆずみそかけやかぼちゃの味噌汁といった、冬至にちなんだ食材が出てきます。今年の冬至は12月22日ですが、一足早くいただきます。

いよいよ2学期最終週を迎えました。今週金曜日が終業式ということで、2学期の締めくくりをしっかりと行って、冬休みを迎えたいものです。また、明日から3日間、学期末の三者懇談会を行います。保護者の皆様には、何かとお忙しい中ですが、お時間をいただきますようよろしくお願いいたします。

 

大学の先生との遠隔授業

2年生は、理科で現在「水に溶けること(溶解)」について学んでいます。担当する田中教諭は、より専門的に深く学ぶために、岡山理科大学の高原教授との遠隔(オンライン)授業を計画し、先週と今週に3クラス、計3回実施しました。授業は、5,6校時の2時間続きで、12月8日にB組、12月12日にA組、そして今日15日にC組で行いました。

最初の1時間は、ものが溶けるというのはどういう状態なのかについて考えました。「①砂糖や食塩、チョークの粉、片栗粉を水の中に入れて1日放置するとどうなるか」や「②食塩水の上層部と真ん中、そして下層部で濃度の違いがあるか」、「③氷砂糖をコップの水に入れ、一カ月放置したらどうなるか」などの問題が与えられ、ロイロノートで選択肢から予想するものを選んだり、選んだ理由をグーグルチャットで交流したりしました。それぞれの問題ごとに、グループで実験したり、高原教授や田中教諭の説明を聞いたりしながら、学んでいきました。ちなみに上記の問題では、①砂糖と食塩は水に溶けて見えなくなり、チョークや片栗粉は水が濁り底にたまる、②濃度は均一、③均一に解けるでした。

休憩をはさんで、2時間目は、解ける仕組みを分子モデルを使って考えました。砂糖や塩は、水に入れたら混ぜなくても自然に解けていくのはなぜかを分子モデルを使って実験しました。実際には、水の分子は目には見えなくても常に運動しているとのことで、その分子が砂糖や塩のかたまりにぶつかって、分子を引き離し、全体的に広まっていくということでした。納得です。後半は、ろ過について学びました。水に溶けないものは、ろ紙で濾すことができますが、塩水や砂糖水では、水の分子といっしょに塩や砂糖の分子までも、ろ紙の小さな穴をくぐり抜けるため、ろ過できないとのことでした。生徒たちは、予想を立てて実験を行い、意外な結果に興味津々の様子でした。

今回は、ICT機器をフルに活用し、岡山県の大学と遠隔でつながって、授業を行いました。2時間という長時間でしたが、普段の授業ではできない学習を行うことができました。3日間に渡って、ご指導いただいた岡山理科大学の高原先生、ありがとうございました!

家庭学習の成果を掲示

11月に全校で取り組んだ「家庭学習強化月間」の取組「家庭学習・パワーアップ・プロジェクト」を終えて、自主学習ノート部門の優秀ノートの展示を玄関ロビーにて行っています。各クラス3~5点を担任の先生に選んでもらい、「このノートのここがすごい」と題して、良い点や工夫されている点などを付箋で貼って展示しています。

「ワークや練習問題などを繰り返し学習していることがよくわかってGOOD!」「一問一答で取り組んでいます。問題集の答えのみを書き、記憶に定着しているか確認しています。ノート、問題集の書き込みで最低2回やっていることがわかります。」など、重要なポイントが書かれています。

多くの生徒たちが展示パネル前に集まって、興味深くながめていました。やってはいるけど思うように結果がでないなど、学習方法で悩んでいる人は、こうした友達の取組も参考にしてみてはいかがでしょうか。

飲み物について考える・・・学校保健委員会

今日の放課後、学校保健委員会を開催しました。本校では、他校と異なり、生徒会の保健委員会が主となって実施しています。養護教諭の指導のもと、当日のテーマ決めから運営まで保健委員会が中心となって担当します。参加者は、各学級の保健委員の他、生徒会本部役員、PTA三役と本校教員で、学校医の雨森先生と薬剤師の横関先生に指導助言者として来ていただきました。

最初に雨森先生から、体によい飲み物や経口補水液の代用品の作り方などを教えていただきました。よく耳にするカフェインは、コーヒーをはじめ多くの飲み物に含まれていますが、過剰摂取すると健康を害する恐れがあるようです。おすすめは麦茶で、塩を少量混ぜて飲むのがよいそうです。安価でカフェインがなく、ミネラルもとれるということで理にかなっています。

その後、養護教諭から、本校で事前に取った飲み物に関するアンケートの結果報告がありました。好きな飲み物は炭酸系で次にお茶、果汁ジュースと続きます。よく飲む飲み物としては、お茶が第1位で、水、炭酸系と続きました。今流行りのエナジードリンクについての項目もあり、半数近くの生徒が飲んだ経験があるようです。

次に横関先生が薬剤師の立場から、飲み物について指導いただきました。現在、薬物の過剰摂取(オーバードーズ)が問題になっていますが、薬物というのは諸刃の剣なので、用法用量をしっかり守らなければならないということを強調されていました。カフェインの過剰摂取は、めまいや動悸、震え、下痢などの症状を引き起こす恐れがあり、飲み物にどれだけ含まれているか表示を確認する必要があることなどを教えていただきました。

その後は、グループに分かれ、今日学んだことをもとに、日頃の飲み物について話し合い、最後に全体で発表しました。今日学んだことを学級やお家で共有し、健康のためお互いに気をつけていきたいものです。ご指導いただいた学校医、薬剤師の先生、PTA三役の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!