応援パネルの制作

今週月曜日から、放課後の時間を使って体育祭で展示する応援パネルの制作が始まっています。帰りの会終了後から5時までの約1時間、各学級のパネル制作担当の生徒が教室に残って、下絵づくりから色付けと計画的に取り組んでいきます。パネルは台紙2枚分の大きさで、生徒が考案したデザインをプロジェクタで映して、下絵をつくり、色を塗っていきます。デザインは、アイデアを生かし、竜やクジラ、動物、金剛力士像など団のカラー(赤・青・黄)を生かした内容となっています。取組3日目の今日の段階では、下絵づくりを行っている学級や縁取りを行っている学級、すでに色塗りに取り掛かっている学級がありました。この応援パネルは、審査の対象となっていて、学年ごとに1クラスが優秀賞に選ばれます。どのクラスも仲間と協力しながらパネルづくりを楽しんでいる様子でした。その他、団結種目の「台風の目」の作戦を立てたり、リレーの走順を考えているグループもありました。

3年生は、団のリーダー学年なので、パネル制作に加えて、団旗づくりを行ったり、よさこいの練習をしたり、来週からの団練習の計画を練ったりしているグループもありました。学校全体が体育祭ムードに染まり、活気づいてきました。一人ひとりの力を結集し、当日はすばらしい発表ができるよう期待しています!

学びの実験室最終日

長浜バイオ大学での「学びの実験室」も今日が最終日となりました。今日は、2年B組の日でした。私も、3日間お世話になったお礼もあり、朝から授業を参観しました。生徒たちは、他の2クラスと同様、大学の先生の話をしっかりと聞きながら、動物と植物の細胞観察の実験に熱心に取り組んでいました。電子顕微鏡で細胞を捉えるのは、なかなか難しく、うまく見えない生徒は、大学の先生に助けを求めながら、観察を行いました。普段の生活では見ることのできない「ミクロの世界」を覗き見て、皆一応に感動している様子でした。

また、今日は滋賀県の副知事が大学に来られているということで、途中、学びの実験室の様子を参観されました。

3日間、お世話になった長浜バイオ大学の先生方、大変貴重な学習の機会を提供いただき、ありがとうございました。来年度もよろしくお願いします。

合同体育

今週から、体育祭に向けた取組として、1,3年生による「合同体育」が始まっています。これは、以前にも少し紹介しましたが、体育祭における団での「よさこいソーラン」の演舞発表に向けて、3年生が同じ団の1年生に踊り方を教えるもので、体育の授業に位置付けて行っています。各団とも、2時間続きの合同体育を計2回行います。実際の授業では、団長・副団長を中心に計画・運営を行います。演舞の練習では、3年生のよさこいリーダーたちがグループごとに分かれて、1年生に手本を示しながら、教えています。1年生にとってははじめてで慣れない中ですが、3年生の先輩たちのていねいな指導を受け、よさこいの曲にあわせながら、見様見真似で踊りながら覚えていきます。この2回の合同体育を経て、来週からはグランドを使って全学年での団練習がスタートします。9月22日の本番に向け、心を一つにして踊りを完成させていってほしいと思います。期待しています!

 

オーケストラ公演ワークショップ

今日の6校時に、大阪交響楽団の方6名に来校していただき、「オーケストラ公演ワークショップ」を実施しました。これは、文化庁の「文化芸術による子供育成推進事業」の一環として実施したもので、10月12日(木)の午後に、本校文化祭の芸術鑑賞として、大阪交響楽団より指揮者・演奏者など70名以上を招いて演奏会を持つ予定をしており、このワークショップは、それに向けての事前の実演指導や鑑賞指導を目的として行われました。おそらく大部分の生徒たちは、オーケストラの生演奏を聞いた経験はないと思われるので、交響楽団や楽器の説明、演奏曲の楽しみ方・鑑賞の仕方などを体験を通して学びました。

ワークショップでは、ヴィオラ、クラリネット、トランペット、ピアノの4奏者が、それぞれの楽器の説明とともに、曲を演奏したり、生徒の希望者を募り、実際に楽器を吹いてみる体験などを行いました。蒸し暑い体育館の中でしたが、1時間余りの間、大部分の生徒が集中力を切らすことなく、しっかりとした態度で参加できました。特に、楽器の生演奏では聞き入るような態度で鑑賞していました。

10月12日の本番では、生演奏の鑑賞の他、本校吹奏楽部とともに「ワシントンポスト」を共演していただく予定もしています。この「本物に触れる体験」が、生徒たちの豊かな感性や想像力、表現力などを高める場となればと考えています。10月12日が楽しみです。

 

長浜学びの実験室

今日の午前中、2年A組は長浜バイオ大学を訪問し「長浜学びの実験室」を受講しました。この「長浜学びの実験室」とは、8年ほど前より、長浜市と長浜市教育委員会、そして長浜学びの実験室運営委員会が実施主体となり、長浜バイオ大学の協力を得て、市内小中学校の児童生徒を対象に行っています。目的としては、設備や機器の整った大学の実験室において、専門の先生による理科の実験を通して科学に対する興味関心を高めるとともに、科学的思考力や考察力などの育成をねらいとしています。受講対象学年は学校ごとに選べるようになっており、本校では2年生を対象にしています。

受講内容は、電子顕微鏡を使った細胞の観察で、前半は人の口腔内の細胞を綿棒で取って水に溶かし、遠心分離装置で分けたものをスライドガラスに乗せたものを観察しました。染色したものと無染色のものの2つを用意し、比較しながら、観察しました。バイオ大学の電子顕微鏡は400倍まで拡大が可能で、自分の口の中にある細胞の様子を興味深く観察していました。細胞核まではっきりと見え、顕微鏡の性能の良さに驚いた様子でした。また、持参したiPadを顕微鏡のスコープにあて、撮影も行いました。少し手元がぶれると焦点が合わないので、試行錯誤しながら、画像を撮影していました。

後半の実験は、植物の細胞の観察でした。びわ湖などに生えているオオカナダモの葉の観察です。こちらも色付けしたもの、していないものを比較しながら実験しました。顕微鏡を覗くと鮮やかな緑色の細胞が整然と並んでおり、細胞壁や葉緑体などもしっかりと見えました。大学の先生の説明で、細胞の中の葉緑体などが動いて見えるのは、細胞が生きている証拠ということでした。生徒たちは、真剣なまなざしで観察し、新たな発見に感動していました。色付けしたオオカナダモの細胞核は、はっきりと確認できましたが、色付けしていない方では見つけるのが難しく、必死になって探している様子でした。こちらもiPadを使って撮影しました。中には、細胞の動く様子を動画撮影している生徒もいました。

今日の学びの実験室では、学校では扱えないような高性能の優れた装置を使いながら、バイオ大学の先生方にわかりやすく、そして丁寧に教えていただきました。約3時間の授業でしたが、集中して学習でき、バイオ大学の先生からもほめていいただきました。とてもよい体験ができたと思います。お世話になった先生方、ありがとうございました。明日はC組、明後日はB組が学びます。あと2日お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。