生徒会ゴールデンあいさつ週間

本校生徒会では、あいさつ運動に力を入れています。通常は、毎週月、水、金の3日間、昇降口前に生徒会執行部と各クラスの評議員が立ち、あいさつ運動を行っていますが、今週1週間を「ゴールデンあいさつ週間」と位置づけ、大々的に行っています。最終日の今日は、執行部と全学級の評議員併せて約40人もの生徒が集結して、あいさつを行っていました。さすがに 人もの生徒が昇降口前に集まると活気があります。あいさつ運動用のタスキをかけ、こちらが圧倒されるくらい、あいさつの声にも力が入っていました。あいさつは、人と人との心をつなぐコミュニケーションの第一歩。お互いにあいさつを通して、心を通わせ、楽しく安心して生活できる高月中学校でいられるよう、生徒会の皆さん、よろしくお願いします!

ICT活用推進訪問

今日の午前中、長浜市教育委員会によるICT活用推進訪問があり、2名の先生に来校していただきました。この訪問は、タブレット端末が導入されて、各校でその活用が進められていますが、学校での活用状況の把握と活用のための助言等を目的としています。市内全小中学校が対象です。

訪問では、まず2校時の全学級の授業を参観していただき、それを踏まえて3校時に懇談の場をもちました。授業参観では、生徒たちがタブレットに表示された課題に取り組んだり、資料や教材を観たり、自分の考えを入力したりと様々な使い方をしていました。導入3年目ということで、生徒たちはタブレットの扱いにはかなり慣れてきているように思います。ただ、タブレットはただ使えばよいというものではありませんので、学習を進める上での一つのツールとして、効果的な活用を進めていかなければならないと考えています。

職場体験事前訪問

今日は水曜日なので、5校時で終了し、部活動なしで下校となりました。2年生は、いよいよ1週間後の21日(水)から職場体験が始まるということで、事前にお世話になる事業所を訪問し、打合せをすることになっています。各事業所ごとに生徒たちは相談して、担当者に電話をし、事前訪問のアポ取りを行いました。そして、今週中に訪問することになっており、今日は放課後の時間もあるので、多くのグループが事業所を訪れました。当日の集合時間や自転車の置き場所、持ち物や服装、作業内容の説明などを担当者の方と行い、当日に備えます。事前訪問では、教員は引率をしませんので、自分たちの力でしなければなりません。どの生徒も緊張することと思いますが、それも良い経験になります。

来週の月曜日は事前指導を行い、職場体験学習を行う上での注意事項や心構えなどの最終確認や安全指導を実施する予定です。4年ぶりの職場体験学習ですが、2年生の総力を結集して、成功に導きたいと考えています。保護者の方も、ご家庭で励ましと注意喚起をしていただければ幸いです。

教育実習

本校では、毎年、教育実習生の受入を行っており、現在2名の本校卒業生が実習に来ています。大学4年生で数学科の赤尾先生と社会科の杉野先生です。実習期間は、先週の6月8日(木)から21日(水)までです。わずか2週間の期間ですが、中学校教員になるために、授業や学級経営などについて体験を通して学んでくれています。担当学級は、赤尾先生は1年B組、杉野先生は3年C組を受け持っていただいています。学級担任の指導を受けながら、朝の会や帰りの会、給食やそうじ指導等を行っていただいています。授業については、本校職員の様々な授業を参観したり、担当教員の指導を受けながら授業の指導案を考えたり、教材研究をしたりして、準備を進めています。今後は、実習が終わるまでにいくつかの授業を受けもってもらう予定です。

2年キャリア学習講演会

2年生は、今日の5,6校時にキャリア学習に関する講演会を実施しました。これは、6月21日(水)~23日(金)の3日間実施予定の職場体験学習の事前学習として行いました。講師として綾羽高等学校校長の高萩先生に来ていただき、職場体験学習で事業所を訪問するにあたっての心構えや、働くことの意義ややりがいなどについて、お話いただきました。綾羽高校は、定時制課程に授業の一環としてインターンシップ就業体験を位置づけるというユニークな教育課程を編成されています。これは全国でも珍しく、以前テレビでも紹介されたことがあるようです。

これに先立ち、1週間前の6月5日(月)には、長浜迎賓館の支配人である木村氏を招いて、マナー講座を行いました。マナー講座では、具体的なお辞儀の仕方や接客・対応の心構えなどをお話しいただき、実際に演習も行いました。

高萩先生は、軽妙な語り口でユーモアがあり、時折笑いを誘いながらお話されたので、生徒たちは時間が経つのを忘れるぐらい集中して聞き入っていました。心がまえでは、挨拶や身なり、言葉遣い、時間を守ること、大事なことは記録を取ること、感謝の言葉を述べることなど、具体的な内容の話をしていただきました。後半は、なぜ働くのかについて考え、お金儲け以外にも、やりがいや働くことの意義、喜びなどの大切なことについて具体的な事例を出しながら、お話しいただきました。レジ打ちの仕事を任されたある女性のお話をされ、レジ打ちという単純な仕事にあっても、一人ひとりのお客様の心に寄り添い、誠実に取り組むことで、多くの人から認められ信頼され、必要とされるようになるということ。また、働くということは誰かの役に立つことで、それが自身の喜びとなることなど、とても心に残るお話をしていただきました。

途中1回の休憩時間を取りましたが、その時間中に、何人かの生徒たちが行列を作って、高萩先生にサインをお願いしたそうで、お話が生徒たちの心に響いたことがうかがえます。また、来年も高萩先生と迎賓館の木村氏に来ていただこうと考えています。今日は、大変お忙しい中をご来校いただき、ありがとうございました。本日、学んだことを職場体験学習に生かせるようにしたいと思います。