3年卒業式練習

県立一般入試明けの今日から、卒業式に向けた練習が始まりました。3年生は、先に学年練習として、2校時から体育館で流れや動きの確認をしました。入退場の仕方や卒業証書授与での動き方・受け取り方、呼名に対する返事の仕方、答辞の練習など、一通り練習を行いました。私が、見に行った時には、ちょうど返事の練習をしているところでした。担任の先生が前に立ち、順番に一人ひとりの名前を呼び、呼ばれた生徒は大きな声を返事をする練習でした。どの生徒も一生懸命返事で応えていました。声が小さかったりすると、先生から「聞こえません。もう一回」などと注意が入ります。中には、大きな声を張り上げて返事する生徒がいて、周囲の笑いを誘うなど、終始和やかな雰囲気でした。卒業式で担任の先生の呼名に対して、どんな返事をするかはとても大切なところです。私も、学級担任していた時は、大きな声で堂々と返事をしてほしいと思っていました。「たかが返事、されどこの一瞬の返事に、3年間のすべてが出るよ」と生徒たちに話していたのを覚えています。自信のない小さな声での返事や無言の場合は、卒業後大丈夫かととても心配になります。答辞練習では、代表3名が前に出て、答辞文を読み上げた後、式歌の練習をしました。3年間の頑張った証として、すばらしい発表をしてほしいと願っています。

式練習後の6校時は、昨日に引き続き愛校作業を3年全員で行ってくれました。教室の掲示物はがしや窓、ドアのレールの溝、黒板の上など普段掃除しない場所の掃除、体育館前下駄箱の掃除など、皆で協力しながらきれいにしてくれました。作業後の教室内はあれだけにぎやかだった掲示物が無くなり、雰囲気ががらんと変わり、少しさみしさを感じます。生徒たちもいよいよ卒業するんだという実感がこみあげてきたのではないでしょうか。

明日は、同窓会の入会式や、性教育の学習となります。午後は球技大会です。受検疲れを吹き飛ばすくらい楽しんでほしいと思います。ただし、怪我のないようにだけはお願いしたいと思います。また、新型コロナウイルスの感染も気になるところです。依然として長浜は高水準が続いています。この週末、特に注意が必要です。