1年体育研究授業

今日の1校時、滋賀県の総合教育センターの中堅教員研修の一環として、1年C組の保健体育の授業を参観しました。学習内容は、バスケットボールでした。挨拶・出欠確認・健康観察に続き、生徒たちは、体育館の中を音楽に合わせてランニングしました。コロナ感染予防のため、マスク着用での活動となりましたが、自分のペースで数分程度をウォーミングアップとして走りました。昔の体育の授業とちがって、今は音楽を流しながらの活動です。ランニング後は、ストレッチや筋力トレーニングを先生の指示にしたがってテンポよく行っていきます。そして、結果を記録します。記録用紙を見せてもらうと、これまでの回数がぎっしりと記入されていました。

今日の授業のめあては、「ランニングシュート(レイアップシュート)のコツやポイントを知ろう」です。テレビモニターで、手本となるシュートの様子を確認した後、足のステップの踏み方やボールの角度などを確認しながら、グループごとに一人ひとりが練習していきます。あとで確認できるように、グループのうち一人がiPadを使って、それぞれのシュートの様子を撮影していました。授業の最後には、学習プリントが配布され、今日の授業の中で考えたシュートのコツやポイントをまとめていました。次の時間でコツやポイントを共有し、活動に生かすようです。

先ほどの音楽と同様、今ではモニターや学習用デジタル端末などのICT機器を体育の授業の中で使うのが主流のようです。時代は、進んでいるなあとしみじみ感じながら、参観を終えました。授業後に、今日の授業の感想をある生徒にたずねると、「楽しかった」という声が返ってきました。学習規律がしっかりと守られており、また仲間と協力して取り組めており、全体的によい授業でした。