人権学習最終日(12/10)

12月10日(金)は、本校人権週間の最終日でした。予定通り、午後の時間帯を使って、1年生と3年生でそれぞれ外部講師を招いて人権にかかわる学習会を実施しました。1年生では、NPO法人「CILだんない」や高月町担当の人権擁護委員の方々に来ていただきました。体育館で人権にかかる講話を聴いた後、「だんない」のメンバーの方とボッチャの体験を行いました。講話では、障害があって車いすを使う人も健常な人も、生活の中で同様の権利が享受できるよう環境を整えることが大切で、そうした社会づくりが必要であることを教えていただきました。例えば、段差があるところでは健常者は問題なく進むことができますが、車いすの人は進むことができません。しかしながら、そこにスロープやエレベーターを設置することで車いすの人も同じように上に上がることができます。このような社会づくりが大切だと教えていただきました。講話の後のボッチャ体験では、グループに分かれて行いました。今回初めて、ボッチャを体験した生徒がほとんどでしたが、「だんない」のメンバーの方と一緒に楽しいひと時を過ごすことができました。

3年生は、武道場において人権講話を聴きました。講師は、長浜教育集会所の鈴木先生でした。パワーポイントを使いながら、人権の考え方についてわかりやすくお話しいただきました。特に、人それぞれに違いがあり、その違いを尊重することが大切であることを体験的に教えていただきました。

人権週間は、10日をもって終了となりましたが、今回の一連の学習で学んだことをもとに、これからの生活や生き方の中で人権についての考えをさらに深め、生かしていってほしいと思います。今回、講師として大変忙しい中ご来校いただきました、「CILだんない」の皆さん、そして長浜教育集会所の鈴木先生に改めて感謝を申しあげたいと思います。ありがとうございました。