エネルギーについて学びました

今日の2校時から4校時まで、2年生は技術の授業で関西電力の方に講師として来ていただき、エネルギーについて学習しました。授業内容は、エネルギーの変換や発電の仕組み、電気の安全な取り扱い方(ブレーカー編)などでした。エネルギー変換では、まず運動エネルギーが様々なエネルギーに変換される実験を行いました。釣り具のリール状のものをまわすことにより、導線を通じて電気エネルギーとしてコンデンサ(蓄電池)に蓄えられ、その電気を使ってプロペラを回したり、豆電球を灯したり、オルゴールを鳴らしたり、温度計の数値を上げたりする様子を観察しました。電気エネルギーがそれぞれ、運動エネルギー、光エネルギー、音エネルギー、熱エネルギーに変換されたということを体験をもって学びました。

その後発電の仕組みを太陽光発電の装置を使って実験しました。発電装置に光を照射すると扇風機のプロペラが回り出し、雲という想定で光を遮るものをかざすとプロペラが止まる様子を確認しました。現在、太陽光発電や風力、水力など再生エネルギーの利用も増えていますが、それぞれにメリットとデメリットがあるということを学びました。

授業の最後は、電気の安全な使い方ということで、大地震などの発生で引きおこる二次災害として、火災が多くを占めており、避難時はブレーカーを落としておくことを学びました。また、漏電や停電などの発生時の対処法も教えていただきました。

技術担当の教員によると、本来これらの学習は3,4時間の時間が必要なところを、今日は関西電力の方に専門的な装置を使い、大変わかりやすく指導いただきました。生徒たちは、講師の先生の話を集中して聞き、装置を使って興味深く実験・監察をしながら、学習しました。

今日は、関西電力の指導員の方には、お忙しい中、授業をしていただきまして、誠にありがとうございました!