ecoキャンペーン

朝の会終了後、校長室に3年の学級担任の先生が、「校長先生、ネタがあります。すぐ来てください。」とニコニコ笑いながら来られました。何事かと、カメラをもって教室に駆け付け、案内されたのは、ロッカーの上にあるコンタクトレンズのケースの回収箱でした。それは、今期の生徒会が新規に始めた「eco キャンペーン」の取組のものでした。使用済みのケースをごみとして捨てるのではなく、回収しリサイクルすることで、CO2の排出を削減するとともに、日本アイバンク協会にリサイクルの収益金を寄付することで、視力障害の方の治療に役立てるなどの社会貢献につながります。2013年より様々な企業、学校、自治体がキャンペーンを導入しているようですが、空ケースのリサイクル比率は未だ全体の1%未満にすぎないとのことです。

昨日、生徒会が各学級に呼び掛けたところ、一日にして回収箱では入りきらないくらい生徒たちが持ってきてくれたということでした。この生徒会の取組に賛同し、翌日忘れず持ってくるという気持ち、心配りが大変ありがたく、また頼もしく感じられました。HP用に写真を撮りましたが、この空ケースは、生徒たちの優しさ、思いやりの塊にも感じられ、私もうれしくなりました。生徒会長もその場にやってきて、一緒に喜んでいました。早速、生徒たちは、玄関ホールにある回収ボックスに持っていってくれました。生徒たちのこの優しさ、思いやりで回収ボックスがいっぱいになるのを楽しみにしたいと思います。ecoキャンペーンへの皆さん方のご協力も併せてお願いいたします。

本校では、ecoキャンペーン以外に、ペットボトルのキャップの回収運動も実施しています。こちらも、ご協力をお願いいたします。