令和3年度修了式

今日は、令和3年度の修了式を実施しました。本日をもって今年度の全教育課程を終え、明日より春季休業となります。修了式は、体育館で行いましたが、天候も良く、また大型ヒーターで温めていたため。寒さはあまり感じられませんでした。いよいよ、春到来といった感じです。

体育館への入場・整列の様子をステージ上で見ていました。学級ごとに入場し、所定の位置に来ると整列をはじめました。最初少し話し声が聞こえていましたが、すぐに気が付いたようで、話し声が止みました。その後は、静かに座って待っていました。生徒指導担当からも、「すばらしい」の言葉がかけられましたが、特に先生に注意を受けるわけでなく、すぐに自分が何をすべきかを考えて行動に移せるところに感心しました。

修了式の冒頭は、校歌の斉唱でした。私も今年何度となく斉唱する機会があり、メロディーや歌詞も大分覚えて歌えるようになってきましたが、生徒の歌声はというと正直今一つ歌えていませんでした。2年間に及ぶコロナ禍は、この校歌をはじめ、合唱曲など、学校から歌声を奪っていったとしみじみ感じさせられます。

校歌に続いて、各学年代表による意見発表がありました。2名の生徒が壇上に上がって、1年間の振り返りと来年度の抱負を力強く発表してくれました。1年生代表生徒は、自分が一年間でできるようになったことや賞をもらってうれしかったことについて話してくれました。2年生代表生徒は、この3学期にたくさんのテストがあったことや勉強をがんばること、友達を大切にして楽しみたいことなどについて話してくれました。

意見発表の後は、表彰伝達でした。今回もたくさんの生徒が表彰されました。代表で3名の生徒に登壇してもらい、私から表彰状を読み上げ、手渡しました。伝達の後は修了証の授与を行いました。1年A組1番の生徒と2年C組26番の2名に登壇してもらい、私の方から修了証を読み上げ、手渡しました。

学校長のあいさつでは、生徒たちの1年間の様子をふり返り、成長した点と次年度に向けての願いについてお話ししました。1年生は、この1年間ですっかり中学生らしくなりました。4月から先輩になるわけですが、1年前の経験を生かして、新1年生が安心して生活できるようにいろいろなことをアドバイスしてほしいことをお願いしました。2年生は、自信と安定感が感じられるようになってきました。高月中のリーダー学年として、より良い学校づくりに力を発揮してほしいと伝えました。また、進路実現に向けて、こつこつと日常の取組を継続することの重要性についてもお話ししました。

最後に生徒指導担当から春休みの生活について、話がありました。50分程度の長い修了式となりましたが、最後までしっかりと話を聞いてくれていました。いよいよ明日から春休みですが、来年に向けての準備をしっかりと行い、4月からは元気に登校し、よいスタートが切れるように願っています。がんばれ、高月中生!!