交通安全教室

本日は好天にも恵まれ、予定通り全学年対象に交通安全教室を実施しました。木之本警察署にお願いをして、交通課と高月駐在所から3名の警察官の方にご指導いただきました。

1年生は、5校時に運動場で交通安全に関するお話を聞いた後、自転車の安全な乗り方について、実際に自転車に乗りながら教えていただきました。2年生は5校時に、3年生は6校時に体育館で警察官の方のお話を聞き、交通安全に関するビデオを視聴しました。

お話の中で、自転車は、道路交通法上は「軽車両」に位置付けられており、クルマの仲間であることを教えていただきました。毎年、自転車が関係する事故が多数発生しており、けがを負ったり、ひどい場合には亡くなられたりしています。一方で自転車に乗っている者が加害となる事故も発生しています。場合によっては相手の方が亡くなられたり重い障害を抱えることになったりしており、損害賠償請求で1億円程度の高額な請求をされるケースも出てきています。たとえ中学生であっても交通ルールを知らなかったでは通用せず、悲惨な結末を迎えることもあるようです。

学習後に1年生の数名に感想を尋ねたところ、「道を横断するときは左右を確認しなければならないことを学びました」「交通ルールをしっかりと守りたい」などの発言がありました。また、2,3年生では、警察官の方の、過去に対応した中学生の自転車事故の話や、ビデオでの加害事故の再現ドラマを真剣に視聴している姿が見られました。ルールを守ることは、自分の命を守るだけでなく、相手の命をも守ることにもつながります。今日の交通安全教室で学んだことをしっかりと心にとめて、生活してほしいと思います。