平和祈念式典での作文発表

今日の午前10時より、令和5年度長浜市平和祈念式典が湖北文化ホールにおいて開催され、本校から3年生の浅見萌々香さんが参加し、平和学習の作文発表を行ってくれました。この平和祈念式典は、太平洋戦争で亡くなった戦没者の方々への追悼と世界平和を祈念して開催されるもので、今年で13回目を数えます。

国歌斉唱と黙祷の後、長浜市長の式辞、遺族会代表の追悼の辞、市議会議長の追悼のことば、長浜市平和都市宣言の朗読と続き、平和学習作文の発表となりました。作文発表では、浅見さんと北中学校の生徒の2名が、滋賀県遺族会が実施した「次世代戦跡訪問研修」に参加した体験をもとに発表してくれました。

浅見さんの発表では、訪問研修で訪れた知覧特攻平和会館で見聞きした特攻隊員のことや特攻隊員が戦地に向かう前に母親のように接した、富屋食堂の鳥濱トメさんにまつわる話などをもとに、戦争の悲惨さ、むごさと平和を守り続けることの大切さについて、思いを込めて発表してくれました。戦後80年近くになり、戦争経験者が数少なくなる中で、戦争の悲惨さと平和の大切さを後世に伝えていくのは我々の使命であることを改めて実感しました。素晴らしい発表をありがとうございました。

式典の最後は、参加者全員で献花を行い終了となりました。