今日の6校時は、今年度第1回目の避難訓練を実施しました。本校では、毎学期、年間3回の避難訓練を計画しており、今回は、火災を想定した訓練です。湖北地域消防本部伊香分署から2名の消防士の方に来ていただき、指導や助言をいただきました。
今回は、1回目ということもあり、生徒たちに事前に知らせる形で行いました。6校時の始め10分間で、避難訓練の目的や避難行動の仕方、避難時のルール、火災時の注意事項などを担任の方から指導を行い、その後、校内放送で火災の連絡と避難の指示を行いました。
非難に際しては、建物内では、「おはしも=押さない、走らない、しゃべらない、戻らない」を行うとともに、有害な煙を吸わないためにハンカチ等で鼻と口を覆いながら非難するように伝えていました。実際の様子を見ると、全体的には話をせずにルールを守って行動できていました。
外へ出てからは、駆け足で移動しました。
避難場所に集合し、人員点呼と報告が完了するまでに要した時間は、5分10秒でした。昨年度は4分58秒でしたので、少し時間がかかってしまいました。2,3年生は慣れているので早く完了できましたが、1年生ははじめてということもあって、手間取っている学級もありました。2学期の避難訓練では、よりスムーズに避難・集合ができるように期待しています。
避難訓練の後は、私と消防署員の方から、講評を行いました。私の方からは、一人ひとりが自身の避難行動をふり返り、情報を正しく理解できたか、おはしもは守れたか、ハンカチなどを口に当てて避難できたか、建物内では体を低くして移動できたかの4点について話しました。消防署の方からは、避難行動の評価や火災の怖さ、火災発生時の安全行動のとり方、ホテル宿泊時に避難経路を確認することなどについて話していただきました。
最後は、消火器での放水訓練でした。消防署員の方に扱い方を説明いただいた後、各学級の代表生徒に出て来てもらい、消火活動を行ってもらいました。
私たちの身の回りには、火災をはじめ、自然災害や不審者、交通事故など様々な危険があります。今回は訓練でしたが、そうした危険から、大切な命を守るために、適切に判断し行動できる力をつけてほしいと思います。本日、お世話になりました、湖北地域消防本部の消防士の皆さん、お忙しい中、ありがとうございました!