第3回避難訓練

先週末は、ホームページのお休みをいただいていました。大変ご不便をおかけしました。本日より再開いたします。

先週2月9日(木)の6校時に、木之本警察署員の方にもご協力いただき、不審者対応を想定した避難訓練を行いました。1学期は火災、2学期は地震と自然災害を想定したものでしたが、今回は危害を加える「人」からいかに身の安全を守るかについて訓練を通して学びました。

授業開始後の5分間で、担任より不審者侵入時の安全確保の方法や避難の方法などの説明を受けた後、不審者を装った本校職員が学校を訪問し、対応にあたった職員を振り切って、各教室を訪れ、大声を発したり暴れたりしました。不審者対応のポイントはいかに不審者から身を隠し見つからないようにするかで、生徒たちはドアを施錠し、電気を消してカーテンを閉め、窓側の机の陰に隠れる行動をとりました。

対応にあたる職員は、さす股を手に、不審者の動きを封じ、被害が生徒に及ばないようにしました。数分の捕り物の末、不審者を確保(本来なら関係機関に通報して警察署員の到着を待って取り押さえてもらう)した後、体育館に全生徒が避難しました。人員点呼の後、木之本警察署員の方に講評をいただきました。不審者が教室前で大声を発しても静かに気配を消して隠れることができたことや体育館までの移動時も話をせずに速やかに集合できたことなどをほめていただきました。また、講評の中で、最近問題になっているSNS等での誹謗中傷や個人情報の無断掲載、スシローなどの迷惑動画の事件などについてお話いただきました。生徒たちは真剣に話を聞き、様々なことを学んでくれたことと思います。ご協力いただいた木之本警察署員の方にお礼申しあげたいと思います。ありがとうございました!