2年校外学習②

京都に予定の時刻に到着しました。最初のプログラムは、建仁寺の坐禅体験です。ご住職さんから、まず建仁寺や坐禅の由来などの説明を聞きました。建仁寺は源氏由来のお寺で禅は今から2500年前にインドで生まれ、広められたそうです。禅の意味は、一言で言うと、人の生き方を表すそうです。人間は、自然災害や病気、事故などいつ何時死が訪れるかわかりません。今生の別れの時を迎えた時、自分の生き方はどうであったか、家族や友人に対して何を思うかなどに思いを馳せるとき、どのように生きるべきかがわかってくると言います。そして、そうすることで、幸せな生き方ができると話されました。また、禅の言葉として、「そういうものだ」を紹介いただきました。何が起こっても、「そういうものだ」と唱えることで、悟りが開けると言われました。生徒たちは、真剣に話に聞き入っている様子でした。

お話の後、坐禅体験に入りました。基本的な姿勢を教えてもらい、坐禅スタート。住職の方は、警策(きょうさく)という棒をもち、歩きながら、時折生徒の肩を叩いたりしておられました。とても気持ちが引き締まるひと時でした。